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向こう1カ月は、1週目は寒気の影響を受けやすいですが、2週目以降は暖かい空気が流れ込みやすいでしょう。気温の変動が大きく、2週目はかなり高くなる所がありそうです。最新の1カ月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(3月19日~25日)週末は荒れた天気。大雪や暴風雪となる恐れ。

今日(17日)、札幌管区気象台から向こう1カ月の見通しが発表されました。明日(18日)は天気が回復し、晴れ間の広がる所が多くなりそうです。しかし、週末は低気圧が発達しながら近づき、荒れた天気となる見込みです。土曜日は太平洋側を中心に雪、日曜日はオホーツク海側などを中心に風雪が強まり、再び雪かきが必要となる地域が多くなりそうです。低気圧の発達程度によっては、大雪や暴風雪となる可能性もあるため、最新の気象情報に注意が必要です。21日(月)以降も、日本海側などで雪の降る所があり、次に広い範囲で日差しを感じられるのは、24日(木)頃となりそうです。気温は、平年並みか低い予想です。春らしい暖かさを感じる日は少ないため、外出する際は、暖かい服装が必要となるでしょう。

2週目(3月26日~4月1日)少しずつ春らしい陽気に。

高気圧と低気圧が交互に通り、変わりやすい天気が続きますが、オホーツク海側と太平洋側は平年と同様に晴れる日が多くなるでしょう。気温は、全道的に高めの予想です。例年だと、3月下旬には、道内でその年初めて最高気温が15度以上を観測する地点が出てきます。また、平年だと札幌は、3月下旬から4月にかけて、最低気温もプラスの日が多くなっていきます。少しずつではありますが、4月に入る頃にはポカポカとした春の暖かさを感じる日も増えていきそうです。

3~4週目(4月2日~15日)今年は積雪が平年より多い…融雪に注意。

3週目以降も高気圧と低気圧が交互に通り、数日の周期で天気は変化しそうです。気温は、平年並みか高くなるでしょう。服装も、冬物のコートなど厚手のものから、薄手の春らしい服装の出番となりそうです。しかし、気温が上がることに伴って、融雪に引き続き注意が必要です。今年は、平年より多い積雪量となっており、3月17日午後7時の時点で札幌の積雪は72センチと平年より16センチほど多くなっています。札幌の根雪終日は平年で4月2日です。根雪終日を迎えるのはまだ先となりそうですが、この時期はさらに融雪が進みます。特に積雪の多い地域は、傾斜地でのなだれや屋根からの落雪など、融雪による事故に十分注意して下さい。