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12日水曜~13日木曜も、日本海側では積雪がどんどん増えています。新潟県十日町市や岩手県西和賀町では12時間降雪量30センチ以上を観測しました。日本海側では、13日木曜の夕方以降、雪の降り方がさらに強まりますので、大雪による交通機関への影響などに、十分お気をつけください。

日本海側 山沿いだけでなく 市街地でも積雪が増加

日本付近は冬型の気圧配置になっているため、12日水曜~13日木曜も、日本海側を中心に、雪が降り続きました。

12時間降雪量は、新潟県十日町市で34センチ(13日木曜11時まで)、岩手県西和賀町で30センチ(13日木曜4時まで)を観測しました。

新潟県十日町市では、12日水曜正午の積雪が100センチでしたが、13日木曜正午の積雪は143センチと、24時間で積雪が43センチも増えました。岩手県西和賀町は13日木曜正午の積雪が160センチと、今季一番の積雪となりました。

また、福島県只見町は13日木曜10時の積雪が163センチ、新潟県魚沼市西名は13日木曜11時の積雪が147センチ、岐阜県白川村は13日木曜正午の積雪が132センチと、いずれも今季一番の積雪を観測しました。

さらに、豪雪地帯だけでなく、北陸の市街地でも雪が積もっていて、13日木曜正午までの最深積雪は、金沢市で6センチ(10時観測)、福井市で8センチ(11時観測)などとなっています。

13日木曜夕方以降 雪の降り方が強まる

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日本海側の雪は、13日木曜の夕方以降、また降り方が強まるでしょう。14日金曜にかけて大雪や暴風雪になる所があり、15日土曜も、大雪の影響が残るおそれがあります。

この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。

①冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。

②ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。

③時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。

④時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。

⑤こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。

5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。