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この先1週間、前半と後半で、天気はガラッと変わるでしょう。関東から九州では、桜が咲き進む暖かさの日が多く、東京は最高気温が5月並みの日もありそうです。

全国的に晴天 のち 菜種梅雨

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3月も折り返しを迎えようとしていますが、春は天気が変わりやすい時期です。まさに春らしく、この先1週間は「前半と後半で、天気がガラッと変わる」のがポイントです。

前半は、本州付近を高気圧が覆う日が多くなりますが、後半は、低気圧や前線の影響を受けやすいでしょう。

詳しくみていきますと、15日月曜は、北海道や東北、北陸の天気も回復して、全国的に晴れるでしょう。16日火曜も、広い範囲で日差しがでますが、前線が通過するタイミングで、所々で雨が降りそうです。天気の急な変化に、注意が必要です。北海道では、雪の降る所もあるでしょう。17日水曜は、また全国的に穏やかに晴れる見込みです。

ただ、広く晴れるのは、18日木曜頃までで、天気は西から下り坂へ向かうでしょう。19日金曜から20日土曜は、全国的に傘の出番となりそうです。21日日曜も、雨の残る所があるでしょう。

菜の花の咲く頃の長雨を「菜種梅雨」と言いますが、週の後半は、まさしく「菜種梅雨」となりそうです。洗濯など、週の前半の日差しを、有効にお使いください。

雪どけが進み 桜が咲き進む暖かさ

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この先1週間、気温のポイントは「全国的に、暖かい日が多い」ということです。

最高気温は、15日月曜は、札幌で10℃と、今年初めて10℃以上になる可能性があります。16日火曜は、仙台で15℃まで上がり、4月中旬並みの陽気でしょう。この暖かさで、積雪の多い所では、雪どけが進みそうです。雪崩や屋根から落ちる雪に、注意が必要です。

関東から九州では、最高気温は、20℃近くまで上がる日が増えるでしょう。東京は16日火曜の最高気温は22℃と、5月上旬並みの予想です。この暖かさで、まだつぼみの桜も、開花が進むでしょう。関東から九州では、この先1週間は、桜の開花ラッシュとなりそうです。

ただ、昼間は暖かくても、晴れる日は「放射冷却」が強まるので、朝晩と日中の「気温差」が大きくなります。

この「放射冷却」とは、物が外へ熱を出して、冷えることです。例えば、布団をかけずに寝てしまい、体が冷えてしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。もし、夜から朝にかけて、雲があれば、雲が布団と同じ役目をするので、地面近くの熱は空へ逃げにくいのですが、風が弱く晴れていると雲がないので、地面近くの熱は、どんどん空へ逃げてしまうのです。

朝晩と日中の「気温差」で、体調を崩さないよう、服装選びにお気をつけください。