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猛烈な暑さは21日(金)ごろまで続くでしょう。週末から一旦暑さは落ち着くものの、引き続き熱中症に注意は必要。さらに来週中ごろには再び危険な暑さとなりそうです。

暑さのピークは一旦、金曜日まで

日本付近は勢力の強い高気圧に覆われているため、各地で猛烈な暑さが続いています。きょう(19日)は大分県豊後大野市の犬飼と、宮崎県えびの市の加久藤で、最高気温38.7度を観測するなど、西日本を中心に体温を超える気温となりました。日本付近の上空には21日(金)ごろまで暖気が居座るため、猛烈な暑さが続きそうです。暑さのピークは一旦、北日本や西日本では20日(木)まで、東日本では21日(金)まででしょう。

その後、22日(土)になると、全国的に暑さは少し落ち着くでしょう。最高気温が35度以上の猛暑日となる所は少ない見込みです。それでも全国の5割~6割程度の地点で、30度以上の真夏日になると予想されます。熱中症の危険度は、気温だけでなく、湿度や輻射熱(地面や建物・体から出る熱)によって影響を受けます。引き続き、熱中症対策が必要です。

来週 再び危険な暑さに 9月も暑さ続く

週末から週明けにかけて、一旦暑さが落ち着くものの、来週は再び危険な暑さが予想されます。26日(水)は、全国の約9割の地点で30度以上の気温となり、2割以上の地点では35度以上の猛暑日となる予想です。

気象庁はきょう「東日本と西日本の長期間の高温に関する全般気象情報」を発表しました。東日本と西日本では気温の高い状態が今後2週間程度続く見通しです。熱中症への注意に加え、農作物の管理などにも注意が必要です。

さらにその先ですが、最新の1か月予報によると、9月に入っても全国的に気温は高温傾向となっています。厳しい残暑が続きます。こまめな水分補給や休憩のほか、外で人との距離を保てる場合にはマスクを外したり、日ごろから健康管理に気をつけて暑さに備えた体づくりをしたりして暑さで体調を崩さないようお気をつけください。

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