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あす(23日)からの4連休は、西日本付近に梅雨前線が停滞するため、中国地方は雨が降ったりやんだりのぐずついた天気が続くでしょう。

局地的には、雷を伴って激しい雨の降るおそれもあります。

しかし、連休明けには徐々に太平洋高気圧が西日本付近へ張り出し、28日(火)か29日(水)ごろには梅雨明けの可能性が出てきました。

これからあす(23日)の明け方にかけて 局地的に激しい雨のおそれ

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山陰の周辺には活発な雨雲があり、雷の発生しているところがあります。

これらの雨雲は東へ進んでおり、中国地方はあすにかけて雨が降ったりやんだりするでしょう。

特に、これからあすの明け方にかけては、山口県・島根県・広島県を中心に、雷を伴って激しい雨の降るところがある見込みです。

雨雲の予報は、時間や位置にずれが出る可能性があるため、最新の雨雲レーダーでご確認ください。

週末にかけても梅雨らしい天気

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太平洋高気圧は例年に比べて南の方に片寄って張り出し、オホーツク海の高気圧も依然として停滞を続ける見込みです。

このため、26日(日)にかけても、梅雨前線は西日本付近に停滞するでしょう。

週末にかけては断続的に雨が降り、雨脚の強まるところがある見込みです。

特に、前線の折れ曲がった部分(赤丸)や、低気圧の周辺には周辺から暖かく湿った空気が集まり、雨雲が発達しやすくなるため、雨雲の動きに注意が必要です。

28日ごろから夏の高気圧が西日本付近に張り出す

28日(火)から29日(水)にかけては、太平洋高気圧が徐々に西日本付近へ張り出し、梅雨前線は日本海をゆっくりと北上する見込みです。

中国地方の天気は次第に回復へと向かい、晴れ間の広がるところが多くなるでしょう。

その後も晴れの天気が続くと予想されれば、このタイミングで梅雨明けになりそうです。

ただ、高気圧の張り出しが持続しない可能性もあり、今年の梅雨明けの判断はむずかしいところです。