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昨日(5日)は札幌周辺で局地的に雪が強まり、日降雪量は41センチに達しました。2月に一日40センチ以上の雪が降るのは、2000年以来、実に20年ぶり。

その結果、これまで少なかった積雪も最大で79センチを記録し、一気に平年を上回りました。

積雪は数日で3倍以上に

札幌は月降雪量が12月が54センチで史上7位の少なさ、1月は85センチで史上4位の少なさと、記録的な少雪が続いていました。1月は一日10センチ以上の雪が降ったのはたった1日しかなかったほどです。

しかし、2月に入ると、3日に14センチ、4日に11センチと2日続けて10センチ以上の雪を観測。昨日5日は、一日で41センチの雪が降りました。

札幌で1日40センチの雪が降ったのは2016年12月10日以来のことで、2月に限ってみれば、2000年2月25日以来20年ぶり。2月の日降雪量としては第9位のドカ雪となりました。

積雪は2日の時点で平年の4割にも満たない23センチしかありませんでしたが、昨日の24時には79センチに達し、平年を上回りました。たった3日間で、札幌の積雪は3倍以上にまで増えたことになります。

週末は再び大雪に?

今日(6日)は、夕方から夜にかけて雪は弱まり、やむ見込みですが、明日(7日)以降も雪の日が続きます。

特に8日土曜日から9日日曜日にかけては、再び札幌周辺で局地的に雪が強まる恐れがあり、さらに積雪が増えるかもしれません。

さっぽろ雪まつり開催中の週末ということで、多くの人が動くことが予想されますが、交通障害などにつながる恐れもあるため、今後も最新の気象情報を確認するようにして下さい。