2019年12月の降水量と日照時間について12月の平年値で比較したところ、降水量が平年より多く、日照時間が平年よりかなり少ないことがわかりました。この先の見通しについても解説します。
今年の東京の冬は何かが違う?
「東京の冬の空」といったら、雲ひとつない青空を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
東京の冬は、晴れて空気がカラカラに乾燥している状態が続く日が多いイメージですよね。
実際に、東京都心の12月~1月は、1年の中で最も降水量が少なく、日照時間が多いシーズンになります。
一方、今年2019年の冬はどうでしょうか。東京都心の12月の降水量と日照時間について、今年2019年(12月22日まで)の値と平年値を比べてみました。
降水量は、平年値51.0ミリに対し、2019年は昨日の雨を含めて62.0ミリと、すでに12月の平年値を超えています。
日照時間は、平年値178.0時間に対し、2019年は84.8時間と、12月も残すところあと約1週間なのにまだ100時間に達していません。
やはり今年の冬はちょっと違う・・・というのは間違いなさそうです。
この先も雨曇多い冬続く
先週木曜日の19日に発表された1か月予報によると、この先もしばらくは低気圧や前線の影響も受けやすくなるため、降水量は平年並みか多くなりそうです。
そのため晴れる日もあまりなく、日照時間は平年並みか少ない予想となっています。
ただ、最新の週間予報によると、今日から25日までの3日間は、関東甲信地方は晴れる予想です。
この貴重な晴れの日を上手に有効活用しましょう!