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きょう10日は冬らしさはどこへ?と思いたくなる暖かさ。12月中盤に差し掛かるあす以降もしばらく季節外れの暖かさが続く見通し。

12月中旬 列島を支配するのはまさかの“暖気"

きょう12月10日は、全国的に平年より気温が高く、11月並みの所が多くなりました。この暖かさがいつまで続くのか?この先の上空1500m付近の暖気と寒気の様子をご覧ください。

青い部分は降れば平地で雪となる目安の寒気(マイナス6度以下)。オレンジの部分は晴れればポカポカと感じる目安の暖気(プラス3度以上)です。

向こう一週間で寒気が日本列島に南下しても東北止まり。しかも長続きはしません。主役は暖気です。西日本は暖気に覆われた状態が続きますし、東日本や東北でも場を支配するのは寒気ではなく、暖気です。

予想最高気温(16日まで)

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全国の主要都市のこの先の最高気温です。数字に色がついている所は11月並みの箇所です。ご覧のように東京から福岡だけでなく、仙台や札幌も11月並みの日が多くなります。特にあす11日の札幌は10度となっています。札幌で12月中旬に気温が二桁となれば1991年の12月17日以来28年ぶりのことです。昼間は全国的にも冬物のコートやダウンが邪魔になるくらいの暖かさ(暑さ?)が予想されます。

◆本格的な忘年会シーズンを迎えています。この先も昼間は暖かな陽気が続きますが、夜はやはり寒いです。暖かいと油断して、風邪をひいてしまっては元も子もないです。昼間暖かくても羽織り物を準備し、忘年会を楽しんでください。