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29日(火)午前、朝鮮半島で黄砂が観測されています。29日(火)夜から30日(水)にかけて、秋としてはめずらしく九州で黄砂が飛来する可能性があります。洗濯物や車の汚れなどにお気をつけ下さい。

大陸で砂嵐発生 九州へ黄砂飛来の可能性

先週末、大陸のゴビ砂漠周辺で発達した低気圧が通過し、砂嵐が発生しました。巻き上げられた小さな砂が上空の西風に乗って南東へ進み、29日(火)午前、朝鮮半島で黄砂が観測されました。気象衛星ひまわりでも、日本海に延びる寒冷前線の後ろ側に茶色の黄砂が確認されます。寒冷前線の位相が通過した後、29日(火)夜から30日(水)にかけて、九州に黄砂が飛来する可能性があり、空が白っぽく霞みそうです。洗濯物や車の汚れなどにお気をつけ下さい。

秋の黄砂

黄砂は春の使者とも呼ばれ、3月から5月頃に日本へ飛来することが多いですが、低気圧と高気圧が交互に通過して周期変化する秋も、ごくまれに黄砂が日本へ飛来することがあります。
前回、秋の黄砂が九州へ飛来したのは、今から6年前の2013年10月11日から12日です。