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きょう、9月1日は防災の日です。この機会に、今年から運用されている「警戒レベル」についてもう一度確認しておきましょう。

過去の災害を教訓にまとめられた警戒レベル

「警戒レベル」は、昨年発生した平成30年7月豪雨を教訓にしてまとめられました。さまざまな気象情報・防災情報を、5段階のレベルに整理して、とるべき行動の対応を明確にしたものです。
気象庁によりますと、大雨警報や洪水警報は警戒レベル3に相当し、地元の自治体から発令される避難準備などの情報に留意し、高齢者など避難に時間がかかる方は自主避難の判断をする段階です。
土砂災害警戒情報や氾濫危険情報は警戒レベル4に相当し、避難が必要とされる段階です。自治体からの情報に留意し、避難勧告が発令されていなくても自主的に避難の判断をしてください。
大雨特別警報や氾濫発生情報は警戒レベル5に相当し、すでに災害が発生している可能性が極めて高い状態です。警戒レベル5の段階になってからの避難はすでに危険な場合があります。このため、内閣府は警戒レベル4での全員避難を呼びかけています。
避難指示は必ず発令されるものとは限りません。危険に直面してからあわてて行動しなくてもすむように、日ごろから防災意識を高めておきましょう。