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けさ(26日)は、関東地方は雲に覆われています。ただ中層や上層の雲が主体で明るい曇り空。雨を降らせるものではありません。都心からは標高3776メートルの富士山をはっきりと見ることができました。

関東曇り空も中層・上層の雲が主体

きょう(26日)の関東地方は朝から曇り空となっています。午前9時現在、関東北部の一部や神奈川県西部で日差しがありますが、そのほかの地域は雲に覆われています。写真は午前9時30分ごろに東京・池袋から撮影した富士山の様子です。稜線をくっきりと見ることができます。これは、地上から見える範囲の空気が比較的乾燥していて視界が良く、手前側(関東地方)の雲は高度約4000メートル以上の高い所にある雲だということが分かります。このあとも関東地方は雲の多い天気ですが、中層雲や上層雲が主体のため、どんよりというよりは「明るい曇り空」となりそうです。各地とも雨の心配はほとんどないでしょう。

雲の分類

雲は観測される高さによって以下のように分類されています。
中緯度地方においては、上層雲(5キロ~13キロ)、中層雲(2キロ~7キロ)、下層雲(2キロ以下)です。なお積雲や積乱雲は鉛直に発達する雲であるためこの分類には当てはまりません。