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あす30日(木)は東北南部で真夏のような蒸し暑さが戻ります。一方、秋雨前線の活動が活発になり、日本海側を中心に大雨に警戒が必要です。

カギは秋雨前線の位置

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天気と気温を大きく左右するのは、秋雨前線の位置です。
秋雨前線の南側にあたる西日本は、きょうも真夏の蒸し暑い空気に覆われ、厳しい残暑が続いています。一方、前線北側の東北地方は秋の涼しい空気に覆われています。このため、東北地方の日中の気温は、9月中旬から下旬並みの所が多くなっています。特に、仙台市や盛岡市など、オホーツク海から冷たく湿った空気が入る沿岸の地域は、22度前後までしか上がずヒンヤリしています。

あすは秋雨前線が北上 蒸し暑さ戻る

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あすにかけては、秋雨前線は東北北部へ北上する見込みです。東北南部には、前線の南側の蒸し暑い空気が入ります。
予想最高気温は、仙台、山形で30度、福島は34度と、猛暑日一歩手前の厳しい暑さになりそうです。ここ数日、涼しかっただけに、体にこたえそうです。夏休みが終わって学校が再開しているお子さんも多いと思いますが、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。

あす明け方から 日本海側は大雨に

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あすは、秋雨前線の活動が活発になる影響で、東北の日本海側を中心に大雨になる恐れがあります。早い所では、山形県の庄内や秋田県を中心に、明け方から激しい雨や雷雨になるでしょう。
東北日本海側で予想される24時間に降る雨の量は、多い所で、
あす(木)正午まで 80ミリ
あす(木)正午~あさって(金)正午まで 100~200ミリ
あさって(金)は、岩手県の内陸でも活発な雨雲がかかる予想で、前線の動き次第で1日(土)は福島県の会津周辺でも大雨の恐れがあります。
ガケや川の近くにお住いの方は、土砂災害や川の増水などの恐れがありますので、今後の気象情報や、自治体からの情報に十分注意するようになさってください。