きょう(25日)、気象台から、11月から来年1月にかけての3か月予報が発表されました。ポイントは、この冬は「冬らしい寒さ」になることです。今月(10月)は、秋雨が復活したり、台風が北上してきたりと、まるで9月に逆戻りしたかのような天気が続きましたが、11月からの季節の進みは、比較的順調になるでしょう。特に、12月からはたびたび冬型気圧配置が現れ、九州北部を中心に冷たい雨や雪が降る日が増える見込みです。近年は地球温暖化の影響で暖冬の年が多いですが、この冬は寒さに注意が必要です。

晴れ多い11月

来月(11月)は大陸から進んでくる高気圧に覆われ、晴れる日が多くなるでしょう。降水量は、平年並みか、平年より少なくなる見込みです。朝晩の冷え込みが一段と強くなるため、木々の色づきは順調に進んでいき、標高の高い山から紅葉が見ごろを迎えていきそうです。

九州北部中心に冷たい雨や雪 12月~1月

12月から1月にかけてはたびたび冬型気圧配置が現れるでしょう。九州北部は寒気の雲が広がって、冷たい雨や雪が降る日が多く、降水量はほぼ平年並みとなる見込みです。九州南部は晴れる日が多く、降水量は平年並みか少ない見込みですが、強い寒波が襲来すれば山沿いを中心に雪が積もる所もあるでしょう。九州北部、南部とも、気温はほぼ平年並みの見込みで、冬らしい寒さとなりそうです。インフルエンザが本格的に流行してくるシーズンでもありますが、体調を崩すことなく、元気に年末年始を迎えたいものですね。