関東甲信は昼過ぎ以降、1時間に30ミリの、バケツをひっくり返したように激しく降る雨が予想されている。

関東甲信の天気(4月29日)
関東甲信の天気(4月29日)

いつからいつまで急な雨に注意すべき??

きょう(29日:土曜)は全国的に大気の状態が不安定で、天気が急変するでしょう。どこもかしこも、カミナリ雲が発生する可能性があります。関東甲信では局地的に1時間に30ミリの雨が予想されています。青空が見えていても急に空が暗くなったり、冷たい風がビューッと吹き抜けたり、カミナリの鳴る音が聞こえる時は、要注意です。
【局地的な雷雨の原因】
上空と地上付近の気温の差が大きいことが原因です。きょう(29日:土曜)は上空を寒気を伴った気圧の谷が通過します。この寒気のレベルは上空5000メートル付近でマイナス24度くらい。一方、地上付近の気温はというと、きょう(20日:土曜)の関東甲信の最高気温は23度前後の予想。上空と地上付近の気温差は45度以上にもなり、大気の状態が非常に不安定になります。
【最も注意すべき時間帯】
長野は午前11時頃から午後4時頃まで。関東と山梨は午後1時頃から午後6時頃まで。
【関東甲信のきょう(29日:土曜)の天気】
午前は晴れますが、昼過ぎ以降は雲が増えて、所々でにわか雨や雷雨があるでしょう。関東の沿岸の地域では風が強まりそうです。またそのほかの各地も活発な雨雲が近づくと、突風が吹くことがあるためご注意下さい。
【関東甲信のきょう(29日:土曜)の最高気温】
23度前後まで上がるでしょう。東京都心と甲府は24度の予想で、少し体を動かすと汗ばむくらいになりそうです。
【天気急変の合図をもう一度】
空が急に暗くなる(黒っぽい雲が現れる)、急に冷たい風が強く吹きぬける、カミナリの鳴る音が聞こえる、などです。