道内は連休初日の一昨日(18日)から、広く晴れの天気が続いています。今日(20日)正午には、日照を観測するアメダス地点のほぼ全てで、日照時間が60分となるなど、全道的に晴れて日差しに恵まれました。今日午後3時までの最高気温は、今年一番高くなった所もあり、春を思わせるような陽気となっています。

青空が広がる札幌駅(2017年3月20日) 撮影:日本気象協会北海道支社 杉山友衣可
青空が広がる札幌駅(2017年3月20日) 撮影:日本気象協会北海道支社 杉山友衣可

今年一番のぽかぽか陽気に

昨日(19日)の最高気温は、広く5度前後で、ほぼ平年並みの気温となりましたが、道南方面では広く9度くらいと4月上旬から中並みの並みの所もありました。道内で最も高くなった、渡島地方の函館空港では10.1度まで上がり、道内では2月17日以来30日ぶりに2ケタの気温となりました。
今日(20日)午後3時までの最高気温は、昨日と同じか、さらに2度ほど高くなり、4月上旬並みの所が多くなりました。全般に7度前後で、渡島地方の函館空港では、昨日に続き道内で最も高く11.1度まで上がり、道内では今年一番の気温となりました。この他でも、函館10.5度、室蘭9.7度、帯広9.6度、釧路7.5度、岩見沢7.0度など太平洋側を中心に今年一番の暖かさとなりました。
日中はスプリングコートや春物の洋服も楽しめましたが、日が沈むと一気に気温は下がり、氷点下の気温となります。明日(21日)朝の最低気温は、道南方面でプラスの他は、広く氷点下5度前後で、内陸では氷点下10度を下回る所もある見込みです。
遅くまで外出する方はストールやマフラー、手袋など寒さ調節ができる小物があるとよさそうです。