きょう24日(金)の関東地方は冷たい北風が吹いています。このところ暖かくなっても一時的で、春と冬とを行ったりきたり。最新の週間予報と1か月予報から、この先の気温の傾向をまとめました。

激しい気温変化

関東地方はこのところ、気温のアップダウンが大きくなっています。都心の最高気温は、春一番が吹いた17日(金)は20度を超えましたが、翌日は一転、10度くらいに。20日(月)には再び20度近くまで上がったものの、翌日は10度に届きませんでした。きのう23日(木)は、昼前にいったん15度を超えたものの、わずか30分後には8度台に。その後、再び上昇して夕方に16度を超え、一日の中で乱高下しました。きょう24日(金)は11度くらいと、冬の寒さが戻り、強く冷たい北風が、体感温度を大きく下げています。わずか1週間程度の短い間に、ここまで気温が大きく変化すると、さすがに体にこたえます。暖かい春が待ち遠しいですね。

週末は風の冷たさは和らぐ

あす25日(土)も晴れますが、気温の上がり方は鈍く、最高気温は10度をやや上回る程度でしょう。ただ、北風が弱まる分、寒さが和らいで感じられそうです。26日(日)は、少し気温が上がって、陽だまりでは比較的過ごしやすいでしょう。ただ、そのまま春らしく・・・というわけにはいきません。27日(月)は最高気温が10度に届かない所が多くなるでしょう。その後も10度から13度くらいの日が続きます。ここ1週間のような極端な気温のアップダウンはありませんが、春の装いを楽しめる日はまだ少し先になりそうです。

3月は暖かい?

きのう23日(木)に発表された最新の1か月予報によると、関東地方の平均気温は3月10日にかけては平年並みの見込みです。日照時間が比較的多いと予想されますので、少しずつ春めいてきそうです。3月11日から24日にかけての平均気温は平年並みか高い見込みです。3月中旬に入ると、ポカポカ陽気が増えて、日差しだけでなく、気温にも春らしさを感じられるでしょう。桜のつぼみも順調に膨らんで、街はピンク色に染まりはじめそうです。なお、日本気象協会の最新の桜開花予報は3月1日(水)に発表です。