札幌市内は、週末の大雪の影響で、街中のいたるところに大人も隠れてしまうような高い雪の壁ができています。さらに13日、正午の札幌の気温はプラス6.7度で、圧雪状態だった路面も濡れています。今日これからも、この積もった雪と、路面状況に注意が必要な状況が続く見込みです。

今朝の札幌市清田区の様子(左) 昼頃の札幌市中央区の路面(右)
今朝の札幌市清田区の様子(左) 昼頃の札幌市中央区の路面(右)

次第につるつる路面に

札幌では夕方にかけて2度前後で経過しますが、夜には氷点下2度くらいまで下がります。その他の道内も、夜には広い範囲で氷点下の気温となります。濡れた路面が、ブラックアイスバーンとなり、圧雪路面もスケートリンクのようなつるつる路面となるなど、危険な箇所が多くなりそうです。さらに、道北やオホーツク海側を中心に、明日は真冬日となります。凍結した路面は明日の日中にかけて続く恐れがあります。歩行者の方は転倒しないように、車の運転もスリップなどに十分注意して下さい。

落雪にも注意

日中にプラスの気温となった影響で、屋根などの上に積もった雪も落ちやすくなっています。ビルの看板などについた、固まった雪の塊が落ちてくることもあります。また、週末に大雪となった札幌では、昨日すでに落雪事故が発生しています。雪下ろし作業は必ず2人以上で行うなど事故のないようにしましょう。また、除雪できた雪の壁や雪山が崩れてくる可能性もあります。足元だけではなく、頭上や雪の壁などにも注意が必要です。