きょう(24日)、福岡市は朝から気持ちの良い青空が広がりました。これほどよく晴れたのは、実に2週間ぶりのこと。空気が澄んで、遠くの方までよく見通すことができました。
久しぶりの快晴 !
きょう(24日)、九州は大陸から張り出す高気圧に覆われ、各地で気持ちの良い青空が広がりました。福岡市では、きょう午前6時から午後3時まで、3時間ごとの天気の観測がすべて「快晴」となりました。これほど長い時間、澄んだ青空が広がったのは、実に2週間ぶりのことです。北から乾いた涼しい空気も流れ込んで、さわやかな秋晴れの一日となりました。
少ない日差し、多い雨量
福岡市の、今月きのう(23日)までの日照時間は80.8時間で、同じ時期の平年の6割程度にとどまっています。また、きのう(23日)までの雨量は150.5ミリと、同じ時期の平年の2倍以上の多さとなっています。
本来、10月は大陸から次々にやってくる移動性高気圧に覆われ、晴天が長続きしやすい時期です。しかし、今年は10月に入っても太平洋高気圧の勢力がなかなか衰えないため、九州付近に湿った空気が流れ込み、曇りや雨の日が多くなっています。
きょう(24日)の晴天もたった一日限り。あす25日(火)は九州北部を中心に雲が広がり、所々で弱い雨が降りだすでしょう。さらに、26日(水)以降は前線が九州付近へ延び、次第に活動を強めるため、28日(金)にかけて九州各地で雨が降り、まとまった雨となりそうです。