台風7号 過去似た進路で首都圏に大雨

2016/08/16 12:22

台風7号は今夜(16日)から明日(17日)の朝にかけて関東に最接近。その後、東北の太平洋沿岸を北上し、北海道に上陸の恐れ。このコースと似た1993年の台風11号は首都圏に大雨をもたらしました。今回も広く荒天の恐れがあり、警戒が必要です。

左は台風7号の予想進路 右は1993年の台風11号の経路図(イメージ)
左は台風7号の予想進路 右は1993年の台風11号の経路図(イメージ)
台風7号 関東から北海道へ 台風7号は八丈島の南東の海上を北北西へ進んでいます。台風7号は今夜遅くから明日(17日)の未明にかけて関東に最も接近し、明日(17日)は速度をあげながら東北の太平洋沿岸に沿うように北上し、北海道に上陸の恐れがあります。 1993年の台風11号と似たコースか 過去に、今回の台風7号の予想進路と似たコースをとった台風があります。1993年の台風11号は上の図のように、千葉県の銚子付近を進んだあと、三陸沖を進み、北海道の釧路市付近に上陸しました。関東沖を進んだときの中心気圧は970ヘクトパスカル。 この1993年の台風11号は首都圏にも大雨をもたらしました。東京都心では台風が近づいた8月26日から27日の2日間で300ミリ近い雨が降りました。この雨は東京の8月の雨量ひと月の2倍程度の雨でした。最大瞬間風速は26.9メートルと道路標識が傾くような風が吹きました。その後、東北や北海道にも荒れた天気をもたらし、仙台で24メートル、釧路で24.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。 台風7号の特徴と警戒事項 今回の台風7号の特徴は①台風の北側に発達した雨雲があり、大雨の恐れがある②台風は比較的コンパクトで台風接近とともに急に風が強まること③台風は比較的コンパクトですが、関東から北海道を沿うように進むため、影響を受ける範囲が大きいことです。 関東では今夜から、東北や北海道では明日、非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。局地的には猛烈な雨となるでしょう。明日の12時までの24時間に予想される雨量は多い所で関東、東北で250ミリ、北海道で150ミリの予想です。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒して下さい。海上を中心に非常に強い風が吹き、海上は大しけが予想されますので、海岸付近には近づかないでください。今回の台風7号は関東沖を進むときの中心気圧の予想は990ヘクトパスカルと1993年の台風11号と勢力は異なりますが、警戒が必要です。

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