関東甲信地方では、今後2週間程度もまとまった雨の降る可能性が小さく、少雨の状態が続く見込みです。農作物や水の管理などは十分に注意してください。

1日に「少雨に関する関東甲信地方気象情報」が発表されました。
関東甲信地方では、
梅雨入りが発表された後は関東南部など傘の出番が増えてきた所もありました。
ただ、関東北部では低気圧や前線の影響を受けにくく、
5月上旬から降水量の少ない状態が続いている所があります。
5月1日から6月30日までの降水量は、
多くの地点で平年を下回り、平年の60%前後の所もあります。
とくに、茨城、栃木、群馬、埼玉では、
今後2週間程度もまとまった雨の降る可能性が小さく、少雨の状態が続く見込みです。

こちらは国土交通省関東地方整備局にあるダムの貯水状況を表した図です。
現在の利根川ダムの8ダムの貯水率は合計すると39%
平均値に対する割合は55%と半分くらいしかありません。
とくに、
矢木沢ダムでは現在の貯水率が19%、
平均値に対する割合は21%と少ない状態が続いています。
このように、利根川上流の8つのダムでは貯水量が低下していることから、
国土交通省は、節水にご理解とご協力を呼びかけています。
引き続き農作物や水の管理には十分な注意が必要です。