19日から九州を中心に大雨が続いています。降り始めから22日午後4時までの総雨量は、宮崎県のえびの高原で611ミリ、本県の阿蘇山で553ミリ。また、観測開始以来、最も多い雨量を記録している所もあります。

九州地方の雨雲レーダー
九州地方の雨雲レーダー

活発な梅雨前線の影響で、九州を中心に大雨となっています。
降り始めから22日午後4時までの雨量は、
宮崎県のえびの高原で611ミリとなっています。
熊本県の阿蘇山では553ミリとなり、平年の6月1か月分の降水量と比べて約9割の雨が一気に降りました。
また、午後4時までの72時間雨量が愛媛県佐多岬半島の瀬戸では254.5ミリとなり
1997年の統計開始以来、1位の記録的な大雨となっています。
たった3日間で平年の6月1ヶ月分相当の雨が降りました。
その他、72時間の雨量は、大分県の臼杵で272.5ミリ、
熊本県の山江で438.5ミリとなり、ともに6月としては統計開始以来最も多い雨量となっています。
九州ではいったん雨の弱まってきた所もありますが、
活発な雨のエリアは中国、四国地方へと移っています。
今後も大雨の情報にご注意ください。