東京都心の午後2時までの総雨量は92.5ミリとなりました。90ミリを超える雨は、「平成27年9月関東・東北豪雨」の時以来、9ヶ月ぶりの大雨ということになります。

図をクリックすると最新の関東雨雲レーダーへ
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梅雨前線やその前線上の低気圧の影響で、
関東地方は広い範囲できょう未明から雨が降り続いています。
東京都心では、午前5時6分に1時間16.5ミリのザーザー降りの雨が降り、
その後も1時間8~10ミリのやや強い雨が降り続いている状況です。
午後2時までの24時間雨量は92.5ミリとなっていて、
これは昨年9月9日~11日、茨城県、栃木県、宮城県などに甚大な被害を及ぼした
「平成27年9月 関東・東北豪雨」の時以来の大雨となりました。
一方、関東地方の水源となる利根川上流域の8ダム周辺の雨量を見ると、
群馬県の藤原で16ミリ、みなかみ、沼田で17ミリと20ミリ足らずです。
残念ながら、ダムを満たすほど雨が降っていません。
今週木曜日には、再び広い範囲で雨が降る見通しです。
ただ、その木曜の雨も、関東北部よりも関東南部の太平洋側が中心となるため、
まとまった雨量は期待できないでしょう。