気象庁は24日、1か月予報を発表。年末年始を中心に全国的に気温が高く、2016年は比較的暖かいスタートになりそうです。高温に関する異常天候早期警戒情報も発表されています。

※北日本…北海道、東北 東日本…関東甲信~東海 西日本…近畿~九州
※北日本…北海道、東北 東日本…関東甲信~東海 西日本…近畿~九州

この先の気温の傾向は

【平均気温】
年末年始を中心に全国的に気温が平年より高くなるでしょう。
週別に見ていきますと、
●1週目 (12月26日~1月1日)
28日頃にかけては北日本を中心に寒気の影響を受けるでしょう。
気温は、北日本では平年より低く、東日本は平年並みでしょう。
一方、西日本は平年並みか高く、沖縄・奄美は高い見込みです。
●2週目(1月2日~1月8日)
全国的に平年より高くなるでしょう。
北日本では1週目から2週目にかけて気温の変動が大きくなりそうです。
●3~4週目(1月9日~22日)
北日本はほぼ平年並みでしょう。
東日本や西日本は平年並みか高い見込みです。
沖縄・奄美は平年より高いでしょう。

異常天候早期警戒情報も

なお、気象庁は24日、高温に関する異常天候早期警戒情報を発表しました。
12月30日頃からの一週間、全国的に気温が平年よりかなり高くなる見込みです。
※「高温に関する異常天候早期警戒情報」とは、7日間平均気温が「かなり高い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。

この先の天候の見通しは

1週目は北日本を中心に冬型の気圧配置が強いでしょう。
一方、2週目は冬型の気圧配置が弱く、太平洋側は低気圧や前線の影響を受けやすくなる見込みです。
【降雪量】
北日本の日本海側はほぼ平年並み、東・西日本の日本海側は少ない見込みです。
【降水量・日照時間】
ほぼ平年並みですが、降水量は西日本の太平洋側と沖縄・奄美は多く、
日照時間は、東・西日本の太平洋側で少ない見込みです。