10月も下旬にさしかかり、朝晩は冷えるようになりました。また、この時期、秋の移動性高気圧に覆われると、青空が広がりますが、空気は乾きやすくなります。最近は風邪をひく人も増えてきていますが、21日(水)もカラカラの空気や朝晩を中心に冷たい空気にさらされる所が多くなりそうです。秋晴れでも油断をせず、マスクやうがい、のど飴などで風邪予防をなさってください。

昼間は全国的に秋晴れ 朝晩は北日本中心に冷え込む

21日(水)は、大陸の高気圧が張り出して、本州付近を覆う見込みです。
上の天気マークを見ても、各地で晴れマークが並んでいます。
北日本の天気も回復して、全国の広い範囲で気持ちの良い青空が広がるでしょう。
洗濯や布団干しにも最適な天気になりそうです。
夕方以降は東北北部には気圧の谷が近づくでしょう。
次第に雲が増えて、夜遅くになると、所々でにわか雨がありそうです。
東北北部にお住まいの方で、お帰りが遅くなる場合は、折り畳み傘があると安心です。
昼間は広く秋晴れで、過ごしやすく感じられる所が多いですが、
最低気温の予想を見てみますと、関東から西は21日(水)も20日(火)朝と同じくらいヒンヤリとしそうです。
また、東北や北海道は上空の寒気の影響もあり、グッと冷えそうです。
札幌の最低気温は5度、釧路は2度まで下がり、その他、氷点下の冷え込みの所もあるでしょう。
昼間との気温差が大きくなりますので、体調の管理にお気を付けください。

空気は九州から関東を中心にカラカラ

20日(火)は西日本を中心に空気が乾いて、
長崎県の雲仙岳では最小湿度が14%、大分県の日田では16%まで下がりました。
その他、京都や広島も24%と、カラカラの所が多くなりました。
21日(水)も九州から関東にかけて、空気の乾いた状態が続きそうです。
朝晩の冷え込みに加えて、カラカラの空気は喉を傷めやすく、風邪をひきやすくなります。
上の図は、21日(水)の「のど飴指数」です。
飴の数が多いほど、喉のケアが必要という目安の指数ですが、
東京や札幌、釧路は警戒レベル、鹿児島や福岡、大阪、仙台や新潟も注意レベルです。
下記リンクにもありますので、こうした指数も参考に風邪の予防をなさってください。