ジメジメ季節も快適に! カビ発生を抑えるコツ 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

ジメジメ季節も快適に! カビ発生を抑えるコツ

このエントリーをはてなブックマークに追加
tenki.jp

梅雨の時季は空気がジメジメとしますし、カビが繁殖しやすくなるので、食べ物だけでなく室内環境にもいろいろ気を配らなくてはなりません。カビの発生を放置していると、アレルギーなどの健康面への影響も心配ですので、早期対策が肝心です。
そこで今回は、梅雨の時季に意識したい、カビの発生を抑えるコツをご紹介します。

なぜカビって発生するの?

カビの菌はどこにでも存在しています。
しかし、カビが繁殖するにはいくつかの条件が揃う必要があります。
【カビが繁殖する温度】
特に気温25度前後が、カビの繁殖に適した温度といわれています。
【カビが繁殖する湿度】
カビは湿度の高い環境を好みます。湿度80%がカビの繁殖には最適とされています。
【カビが繁殖する酸素と水分】
カビが繁殖するためには酸素と水分が必要ですが、カビは液体状態の水がない環境でも、空気から水分を取り込むことができます。
【カビが繁殖する栄養】
カビの繁殖には栄養分が欠かせません。垢(あか)や食べこぼしなどの汚れはカビの大好物です。
やや暖かく、湿度の高い環境を好むカビ。日本の梅雨シーズンは、カビにとってまさに天国といってもよい環境なのです。
ひとたび条件が揃えば、私たちの目には見えないところで、カビはどんどん繁殖していきます。でも逆に、これらの条件をできるだけ避けるようにすれば、カビの抑制効果が期待できることになるんです!

予防の決め手は、湿度コントロール!

カビの繁殖に敵した条件のうち、以下をコントロールすれば、比較的カビの発生を抑えることができます。
「湿度」➡ 換気を上手に行い、室内の湿度をコントロール!
「栄養」➡ こまめな掃除で、カビの発生をコントロール!
では次に、カビの発生しやすい条件のひとつである「換気不足対策」について詳しく見ていくことにしましょう。

【換気不足対策 その1】湯気が発生する場面では、常に換気扇を

室内環境の中でもキッチンは湿度が上昇しやすい場所です。
鍋で煮込んだり、炒めものをしているときの調理時はもちろん、お湯で食器を洗っているときなどの湯気が発生しているときは、換気扇をまわすことを習慣づけましょう。
キッチンに続いて、浴室もカビが発生しやすい場所ですね。こちらもキッチンと同様に、入浴中・入浴後の十分な換気を忘れずに!  気になる方は、入浴後に大判のタオルなどを使って浴室の壁に飛び散った水分をふきとっておくと、効果的に除湿できますよ!

【換気不足対策 その2】部屋干し時は、除湿器を!

洗濯物は、晴れた日に屋外で陽光と風にさらして乾かす方法が最も理想とされますが、梅雨の時季は、なかなかそうもいきませんね。
それに、梅雨の時季に部屋干しすると、雑巾の生乾きのようないや〜な腐臭がしますが、この臭いの原因は、繁殖した雑菌のフンといわれています。
この臭いのもとは、洗濯してもとれないことが多いですし、他の洗濯物に臭い移りすることがあるので、気になる人はあらかじめお湯(50〜60度)に漬け置きしたうえで洗濯するか、洗濯終了直後の生乾きの状態でアイロンをかけると、臭いを軽減することができます。
また、やむをえず部屋干しをしなければならないときは、除湿機やエアコンの除湿機能を利用しましょう! 室内の湿度が高いと洗濯物が乾きにくくなりますし、時間をかけて乾かすことで雑菌が増えてしまうことに。逆に、家の中の湿度を低く保ちながら部屋干しすると、それだけカビの繁殖を抑制することにつながります。

【換気不足対策 その3】家具の置き方などを工夫し、空気の通り道を作る

家の構造や家具の配置などによって空気が滞留すると、目には見えにくいのですが、その部分の湿度は常に上昇気味になります。さらに、ほこりもたまりやすくなり、その個所にカビが発生しやすくなってしまいます。また、部屋の4隅などは空気の流れが滞りがちなので、この部分もカビが発生しやすい環境といえます。
空気の流れをよくするには、家具と壁にの接地面に隙間を作るなどして、通気性を高める対策が有効です。特に湿気のたまりやすいクローゼットや押入れの下の段には、すのこを入れるなどの工夫をしてみましょう。

【換気不足対策 その4】換気は晴れた日に行う

湿度の高い雨の日に、部屋の空気を循環させようと窓を開けるのは逆効果です。このちょっとした行動が、屋外の高い湿度を室内に入れてしまうことになり、家の中の湿度が上がってしまうことになるからです。
そのため、窓を開け放って空気の入れ替えするなら、晴天時の湿度が低い日にしましょう。でも、晴天の日に恵まれないときは、エアコンを活用するのも有効な方法です。
エアコンの除湿(ドライ)機能を使うと、室内の湿度を下げる効果がありますし、エアコンを稼働させているときにサーキュレーターを併用して、部屋の隅々まで空気を行き渡らせると、室内の空気中にある湿気を上手に排除することができます。
特に、クローゼットや押入れ、下駄箱など空気がこもりがちなスペースは、定期的に開け放して、扇風機の風をあてるなどして、湿気の滞留を防ぎましょう。
── カビの繁殖を防ぐには、上手な換気がとても重要なポイントになります。しっかり対策をして、ジメジメした梅雨の時季を気持ちよく乗りきりたいものですね!


トップにもどる tenki.jpサプリ記事一覧


続きを読む


おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事
あわせて読みたい あわせて読みたい