天気予報やニュースでよく耳にする「降水量〇〇ミリの雨」という表現で、皆さんは雨の強さをイメージできていますか?調査の結果、レーダー画像の色や降水量の数字のイメージと、実際の雨の強さが合っていた人は2割にも届きませんでした。そこで、tenki.jpラボでは雨の強さ、豪雨の怖さがわかる動画を作成しました。

豪雨レーダーの例
豪雨レーダーの例

tenki.jpラボで行った「ゲリラ豪雨に関する調査」の番外編として、レーダー画像の色や降水量の数字からイメージする雨の強さを聞きました。
※本調査は平成30年7月豪雨の発生前に行ったものです。大雨により被害を受けられたみなさまに、心からお見舞いを申し上げます。記録的な豪雨、大規模な洪水、土砂災害などニュースによる映像はまだ記憶に新しいと思います。tenki.jpラボでの話題も参考に、日々の災害への備えの一助として頂けたらと思います。
tenki.jpのコンテンツの中で、この時季に役立つ豪雨レーダーでは、1時間あたり50ミリ~80ミリの強さの雨が降っていると解析されるエリアを赤色で表現していますが、この赤色からイメージする雨の強さの表現(雨の降り方)を聞いたところ・・・最も多かった回答は、「バケツをひっくり返したように降り、道路が川のようになる」が43.7%で1位となり、次いで「どしゃ降りで、傘をさしていても濡れる」が26.5%で2位でした。

実は、降水量50ミリ~80ミリは「非常に激しい雨」に分類され、この強さの雨が降ると、人が感じるイメージとしては「滝のようにゴーゴーと降り続き、傘は全く役にたたなくなる」と言われています。しかし、レーダー画像の赤色や降水量の数字のイメージと、実際の雨の強さが合っていた人は17.3%と2割にも満たず、なんと7割以上の人が雨の強さを過小評価していることがわかりました。
この調査結果をもとに、「tenki.jpラボ」では雨の強さを実感できる動画を制作しました。
動画はこちらからご覧いただけます。
◆◆動画でみる「〇〇ミリの雨ってどんな雨?」◆◆
tenki.jpサプリ URL https://tenki.jp/suppl/tenkijp_labo/2018/07/25/28291.html
Youtube URL https://www.youtube.com/channel/UCnywNO-FpXDyQYKDf3EECJg
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----ゲリラ豪雨に関するアンケート調査 調査概要
【調査対象】 全国の20代~50代 合計1000名
【調査方法】 インターネット調査(調査会社の登録モニター活用)
【調査期間】 2018年6月18日(月)~6月20日(水)
※調査結果は、端数処理のため合計しても必ずしも100%とはならない場合があります。