明日9/7からです、あいち国際女性映画祭

その名の通り、女性をテーマにした映画祭です。国内外の、「女性」が主人公・テーマの様々なジャンルの映画が上映されます。上映作品の女性監督達も招待され、直接監督達と交流できるイベントなども。1996年から始まった「あいち国際女性映画祭」は今年で20年を迎えます。今回はドリス・デリエ監督による、東日本大震災後の福島で支援活動をするドイツ人女性・マリーと仮設住宅に住むサトミとの交流を外国人からの視点で描いた桃井かおりさん主演の話題作「フクシマ、モナムール」、17歳でノーベル平和賞を受賞したマララさんの素顔に迫るドキュメンタリー「わたしはマララ」、アカデミー賞各部門にノミネートされた事でも記憶に新しい女性同士の恋愛を描いた「キャロル」等どれも「女性」を深く描いたものばかり。テーマは「女性」に絞っていますが、どれも普遍的な、男女問わず楽しめる作品が選ばれています。秋ならではの、ちょっと考えさせられる・余韻を楽しみたい…そんな映画を観たい方にオススメの映画祭かもしれません。
期間は、9月7日〜11日まで。

小津安二郎監督作品をスクリーンで!蓼科高原映画祭

小津安二郎と、秋の蓼科高原…まさに「大人限定」の映画祭ですね。
全国各地で、過去の名作を上映する、いわゆる名画座が次々と閉館に追い込まれ、名作を大きなスクリーンで観られる機会がめっきり減ってしまいました。絶大な人気を誇る日本を代表する巨匠・小津安二郎監督作品も今ではDVDなどでしか観賞できないように。でも小津監督ゆかりの地・蓼科高原では毎年大きなスクリーンで楽しむことができます!それが「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」です。今年は昨年9月にお亡くなりになった原節子さんが出演する作品を中心に上映されます。晩年、小津監督が過ごした蓼科高原はファンの方にとっては聖地、周辺の小津監督ゆかりスポットも散策できそうです。今年の上映作品は原節子さん主演の「晩春」「東京暮色」、サイレントの「青春の夢いづこ」の3作品です。その他、地元ロケ作品「俳優 亀岡拓次」、本復興支援チャリティー上映「うつくしいひと」など邦画6本も上映されます。
期間は9月24日・25日の2日間です。
それぞれ、映画好きには魅力的なジャンルに特化した大人の映画祭といえそうです。ぜひ出かけてみませんか。