アカデミー賞前哨戦・ゴールデングローブ賞。映画好きには見逃せません! 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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アカデミー賞前哨戦・ゴールデングローブ賞。映画好きには見逃せません!

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新年を迎えると映画ファンの方はそろそろアカデミー賞が気になる方も多いのでは。
そしてそのアカデミー賞の前哨戦とも言われているゴールデングローブ賞は年明け早々の1月10日(現地時間)が授賞式(第73回)。
気になるノミネート作品、過去の日本関連受賞歴は?授賞式前にチェックしてみませんか。

審査員は?アカデミー賞と何が違うの?

ゴールデングローブ賞はハリウッド外国人映画記者協会の会員の投票により選ばれます。一方アカデミー賞は米国アカデミー協会の会員(監督・俳優など直接映画製作に携わる人達)により選ばれます。アカデミー賞はいわゆる同業者が選定に関わる為、どうしても映画業界内での評判の高いもの…言い方は適切ではないかもしれませんが、「内輪ウケ」の側面があることをご存知ですか。
この「内輪ウケ」のせいかは定かではありませんが、意外な人物が一度も受賞していません。アカデミー賞作品賞を受賞した「タイタニック」に主演したレオナルド・ディカプリオです。彼は他にもたくさんのアカデミー賞受賞もしくはノミネートに関わった作品に数多く出演、様々な役柄を熱演してきました。なのにノミネートはあれど一度も受賞歴がないのは意外ですよね。彼が受賞できないのはひょっとしたら業界内での人気がないのが原因では、とも言われています。数年前、突然休養宣言をしたのは、いくら頑張ってもオスカーを手にできない事に嫌気がさしたのでは?と、まことしやかに囁かれていたようです。
ちなみに彼はゴールデングローブ主演男優賞は2004年「アビエーター」、2013年「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」の2度受賞しています。記者という外部の人々が選定する為でしょうか。どちらにせよ、筆者のような一般の映画ファンの声が反映される事はないようですね…。
また、ゴールデングローブ賞は映画作品に2つの部門があるのも特徴的です。ドラマ部門とコメディ・ミュージカル部門です。どのように部門別に分けられるのかというと…ほぼ配給会社の申請エントリー通りになるそう。近年、ドラマ部門の激しい競争を避け、コメディ要素が少ないにもかかわらずコメディ・ミュージカル部門にエントリーする作品が増え、物議を醸しているそうです。「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」「アメリカン・ハッスル」なども意外な事にコメディ・ミュージカル部門でした。これには純粋なコメディ映画を製作しているクリエーター達からの反発もあるそう。
ゴールデングローブ賞(アカデミー賞然り)にノミネート・受賞という冠は世界中に多大な影響を及ぼします。この冠があるかないかで興行収入は天と地ほどの差になることも。いろんなところで、いろんなチカラが蠢くのも仕方ないのかもしれませんね。かくいう筆者も、ゴールデングローブ賞やアカデミー賞の一言がついたポスターや告知にはついつい注目してしまいます。

今年のノミネートは?

ゴールデングローブ賞は映画だけではなくTVドラマの賞もある為部門は多岐にわたります。
ここでは映画の主要部門に絞りご紹介します。
第73回 ゴールデングローブ賞ノミネート(映画)
⚫︎作品賞(ドラマ)
「キャロル」「マッドマックス 怒りのデスロード」「レヴェナント 蘇りし者」「ルーム(原題)」「スポットライト(原題)」
⚫︎作品賞(コメディ・ミュージカル)
「マネーショート 華麗なる大逆転」「ジョイ(原題)」「オデッセイ」「Spy」「Trainwreck」
⚫︎監督賞
トッド・ヘインズ「キャロル」
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ「レヴェナント 蘇りし者」
トム・マッカーシー「スポットライト」
ジョージ・ミラー「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
リドリー・スコット「オデッセイ」
⚫︎主演男優賞(ドラマ部門)
ブライアン・クランストン「Trumbo」
レオナルド・ディカプリオ「レヴェナント 蘇りし者」
マイケル・ファスベンダー「スティーブ・ジョブス」
エディ・レッドメイン「リリーの全て」
ウィル・スミス「コンカッション」
⚫︎主演女優賞(ドラマ部門)
ケイト・ブランシェット「キャロル」
ブリー・ラーソン「ルーム」
ルーニー・マーラ「キャロル」
シアーシャ・ローナン「ブルックリン」
アリシア・ビガンダー「リリーの全て」
⚫︎主演男優賞(コメディ・ミュージカル部門)
クリスチャン・ベール「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
マット・デイモン「オデッセイ」
アル・パチーノ「Dearダニー 君へのうた」
マーク・ラファロ「Infinitely Polar Bear 」
⚫︎主演女優賞(コメディ・ミュージカル部門
ジェニファー・ローレンス「ジョイ」
メリッサ・マッカーシー「Spy」
エイミー・シューマー「Trainwreck」
マギー・スミス「The Lady in the Van」
リリー・トムリン「Grandma」
やはり気になるのは、レオナルド・ディカプリオ。今年こそ悲願達成なるのでしょうか。彼がオスカー獲得の前に通らなくてはならない道、それが「ゴールデングローブ賞」です。

日本人の受賞歴は? 今年の見所は?

主な日本人受賞歴は…
1957年、京マチ子が「八月十五日の茶屋」で主演女優賞ノミネート(ミュージカル・コメディ部門)。
2007年、菊池凛子が「バベル」で助演女優賞ノミネート(ドラマ部門)。
2013年、「風立ちぬ」(宮崎駿監督)が外国語映画賞ノミネート。
その他日本関連として、渡辺謙・二宮和也などが出演した「硫黄島からの手紙」(クリント・イーストウッド監督)が外国語映画賞を受賞しています。
今年は、「レヴェナント 蘇りし者」の音楽を担当した坂本龍一が最優秀作曲賞にノミネートされています。結果が気になりますね。
注目作は女性同士恋愛を描いた「キャロル」。5部門でノミネートされています。主演のケイト・ブランシェットは映画祭賞レースの常連、ゴールデングローブ賞でも主演女優賞2回、助演女優賞1回と3度の受賞歴があります。さて4度目の受賞となるのでしょうか。
アカデミー賞との比較も楽しめそうなゴールデングローブ賞受賞式は1月10日(現地時間)。今から楽しみですね。


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