今日は「貯蓄の日」。
10月17日に五穀豊穣の感謝祭「神嘗祭」が伊勢神宮で実施されていることに所以し、
「勤労の収穫物であるお金を、ムダ使いせず大切にしよう」という意味を込め、
1952年に日本銀行によって定められました。
そこで、今日から始める「500円玉貯金」をご提案!
500円玉用貯金箱にはさまざまなタイプがあり、途中で開けられない工夫やユニークな仕掛けなども!
でも、途中で挫折しやすいのも500円玉貯金の特徴。無事、ゴールにたどり着くための秘訣とは?

500円×200枚で10万円。500円×600枚で30万円。満タンの貯金箱を開ける気分はサイコー!
500円×200枚で10万円。500円×600枚で30万円。満タンの貯金箱を開ける気分はサイコー!

成功の秘訣は「クセづけ」と「達成感」

❏  1.行動とセットにして貯金を「クセづけ」。
たとえば食後に歯を磨くように、貯金箱にお金を入れる習慣を生活のなかに組み込むことが長続きのコツです。
行動とセットにすることで、財布を開けるタイミングを体に覚えさせていくことがオススメ。帰宅後、まず財布の中身を確認する、あるいは布団に入る前に500円玉をチェックするなど、気軽に習慣にできそうなタイミングをみつけてみましょう。
❏  2.目標設定を緩くし、貯まる喜びを感じる。
失敗する原因の多くは、ゴールにたどり着く前に、貯金そのものが面倒になってしまったり、ついついお金を「借りる」感覚で貯金箱を開けてしまうこと。いきなり30万円や50万円から始めても、よほど根気がない限り、なかなか目標達成できません。最初は5万円でも10万円でも、お財布事情と相談しながら無理のない金額でスタートし、スモール・ステップで達成感を味わうことが成功の秘訣です。
❏  3.意識的に500円玉を作っていく。
スーパーやコンビニで100円単位の買い物をするときに、あえて1000円札+αを出して、500円玉のおつりをもらうようにすると、500円玉が増えていきます。こうして500円玉ができたら貯金箱にポン。はずみがつくと満足感が高まりますが、やりすぎは「金欠」という挫折の原因を生むので、ほどほどレベルで継続していきましょう。
❏  4.目標を明確にする。
何のために貯金を始めたのか。それを忘れないように、貯金箱に書いておくのもひとつの手です。たとえば「◯◯購入貯金」「◯◯旅行に行くぞ!」など、明確な目標が視覚として目には入れば効果は抜群! 欲しい物が明確なら、その写真を貯金箱の横に置いておくてもいいでしょう。気持ちが折れそうになったとき、目標があれば一踏ん張りできるはずです。

気軽に始めて、大きな成果を得よう!
気軽に始めて、大きな成果を得よう!

継続は力なり。心が折れない方法は己を知ること

秘訣はいろいろありますが、貯金で一番大切なのは、とにかくコツコツ続けていくことです。
1円や5円などの小銭を貯金した人も多いと思いますが、どっさり溜まっていざ貯金箱を開けたら、数千円にしかならず、ガッカリしたという経験は誰にでもありますよね。
ところが、500円玉には、そのガッカリはありません!
わずか10枚で5000円。ということは、貯金箱がズッシリした重みを持つ頃には、数十万円が貯まっているということも夢ではないのです。
── 気軽に始めて、大きな成果を得る……。なんだか、とてもワクワクしませんか。

ゴールに向かって少しずつStep Up!
ゴールに向かって少しずつStep Up!

継続は力なり。さあ、始めるなら今です!

溜まった時のお札への換金方法も気になりますね。
銀行でも郵便局でもATMを使った硬貨入金は、制限等があったり時間も手間もかかります。また、手数料を取られる場合もあるため、窓口に行くことをおすすめします。
要は、溜まった500円玉と預金(貯金)通帳、カード、印鑑をもって、500円玉を自分の口座に入金するという流れ。
その後、ATMからカードで引き出せば、溜まった500円玉分をお札にしてゲットできるのです!
のんびり何年もかけて、何に使うか考えながら貯金そのものを楽しむ人もいれば、ゴールに向かって猪突猛進に頑張る人もいます。
自分の性格と金銭的な状況を考えて、無理せず続けながら、貯金箱が少しずつズッシリ重みをましていく満足感を楽しめるようになれば、成功でしょう。
継続は力なり。
さあ、始めるなら今です!