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なつかし昭和のおみやげ 1/5
【鮭くわえ熊】
尾張徳川家19代当主の徳川義親が、スイスのおみやげを参考にして制作を促したことが影響を与えた。昭和30~40年代に大人気となった 個人蔵
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なつかし昭和のおみやげ 2/5
【ペナント】
観光地の地名や風景が刺繍された、昭和を代表する芸術的なおみやげ品。昭和33年にプロ野球のペナントをヒントに、東京タワーの絵柄を入れて発売したのが最初とされる 個人蔵
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なつかし昭和のおみやげ 3/5
【こけし各種】
江戸時代後期に東北地方の温泉地で売られはじめた。第2次大戦後、全国におみやげとして定着していったが、今も東北地方には「伝統こけし」と呼ばれる作風のものがある 国立歴史民俗博物館蔵
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なつかし昭和のおみやげ 4/5
【ミニちょうちん】
ペナント、通行手形と並んで、昭和おみやげビッグ3の一角を占める存在。ちょうちんは日本の伝統工芸品でもあり、おみやげとの親和性もある。今では外国人に人気が高いアイテム
【通行手形】
将棋のコマのような五角形の木片に観光地名が書かれたもの。昭和47年ごろ、石川県の会社が考案したとされる。江戸時代の通行手形のイメージが旅を思い起こさせるのに最適で人気を博した
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なつかし昭和のおみやげ 5/5
【東京タワーと国会議事堂】
東京タワーと国会議事堂がセットになった温度計がついた置物。かつては日めくりカレンダーがついているものもあった。東京タワーの「東京おみやげたうん」で購入可 780円(税込み)
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これぞ、おみやげのド定番 1/7
【うなぎパイ 春華堂】
浜松名産のうなぎの粉を生地に練り込んだ焼き菓子。表面に光沢があるのは、蒲焼きのようにタレを塗って仕上げたため。1961年に販売を開始し、「夜のお菓子」として定着した
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これぞ、おみやげのド定番 2/7
【白い恋人 石屋製菓】
ホワイトチョコレートをラング・ド・シャで挟んだ、1976年に誕生した北海道定番のおみやげ。名前の由来は、創業者の「白い恋人たち(雪)が降ってきたよ」の一言によるもの
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これぞ、おみやげのド定番 3/7
【赤福 赤福】
伊勢神宮を流れる五十鈴川の流れを表したとされる餅菓子。どのようにして生まれたかは不明だが、1707年が赤福の創業年とされている。類似の餅菓子が伊勢をはじめ全国にある
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これぞ、おみやげのド定番 4/7
【萩の月 菓匠三全】
1979年に生まれた仙台を代表するおみやげ。「萩の月」の名は、中秋の名月の頃に、宮城野と呼ばれる仙台平野に咲く萩に由来する。常温で日持ちする包装を先駆けて採用した
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これぞ、おみやげのド定番 5/7
【もみじ饅頭 にしき堂】
厳島(広島県)が紅葉の名所であったことをヒントに1906年に考案されたとされる。漫才コンビ「B&B」の「もみじまんじゅう!」というネタで全国に知られるようになった
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これぞ、おみやげのド定番 6/7
【鳩サブレー 豊島屋】
初代店主がビスケットをヒントに開発、1897年ごろに鎌倉で生まれた。鶴岡八幡宮に多くの鳩がいることからこの形になり、発売当初、「鳩三郎」と呼ばれたこともあった
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これぞ、おみやげのド定番 7/7
【名菓ひよ子】
愛らしい形をした「名菓ひよ子」はおみやげの定番として定着している。「ひよ子プチデザート」(上)は季節限定商品で、なくなり次第終了。下はおなじみの「名菓ひよ子」
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東京駅、新大阪駅で買える おみやげの新定番 1/7
【花のババロア havaro パティスリー ド パラディ】
エディブルフラワー(食べられる花)をゼリーで包んだ見た目も愛らしいババロア。今、人気急上昇中の逸品〈東京〉
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東京駅、新大阪駅で買える おみやげの新定番 2/7
【ごまたまご 東京玉子本舗】
「かもめの玉子」を販売する岩手県のさいとう製菓が東京進出のためにつくったおみやげ。いまや人気は東京ばな奈と双璧をなしている〈東京〉
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東京駅、新大阪駅で買える おみやげの新定番 3/7
【小形羊羹5本入り 虎屋】
パリ在住の画家が東京駅丸の内駅舎をパッケージに描いたTORAYA TOKYO限定の商品。なつかしくて新しい〈東京〉
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東京駅、新大阪駅で買える おみやげの新定番 4/7
【東京ばな奈「見ぃつけたっ」】
バナナピューレが入ったクリームをソフトな生地で包んだ菓子。1991年に誕生と歴史は浅いが今や大定番〈東京〉
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東京駅、新大阪駅で買える おみやげの新定番 5/7
【焼きたてチーズケーキ りくろーおじさんの店】
デンマーク産のチーズを使ったふんわり食感。各店舗に併設されたキッチンで焼き立てをお店に出している〈大阪〉
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東京駅、新大阪駅で買える おみやげの新定番 6/7
【元祖 大阪みたらしだんご むか新】
甘辛い醤油だれを生地で包んだ、一般的なみたらしだんごとは逆の構造。一口サイズで食べやすいのもいい〈大阪〉
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東京駅、新大阪駅で買える おみやげの新定番 7/7
【豚まん 551蓬莱】
大阪の鉄板おみやげ。ただし、新大阪駅、京都駅などではいつも行列が絶えない。551は創業当時の電話番号に由来する〈大阪〉
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おみやげの始まりと広がり 1/2
【旅行用心集】
江戸時代に刊行された旅を楽しむためのガイドブック。「日記手帳」を必需品とし、書き方も解説するなど旅先での知恵が満載 八隅蘆庵(景山)1810年刊 国立歴史民俗博物館蔵
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おみやげの始まりと広がり 2/2
【山本店前図】
江戸で人気を博した山本屋の店頭を描いた浮世絵。山本山は1690年に創業し、当初は紙を扱っていたが、後に茶も販売しはじめ、今も日本橋に店を構える 歌川国芳 1844~48年 国立歴史民俗博物館蔵
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