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陸上 男子400mリレー銀
ケンブリッジ飛鳥
Age.23
けんぶりっじ・あすか/アンカーを務めた400mリレーでは、2位でゴール。2014年にジャマイカに渡ったことを機に、肉体改造を行った成果が出た。100mの自己ベスト(10秒10)は、今年5月にマークしたもの。まだ伸びしろはたっぷりあるはずで、東京ではリレーで金、100mで決勝進出を目標とする
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水泳 女子100mバタフライ5位
池江璃花子
Age.16
いけえ・りかこ/170cmの身長に対し、リーチは186cmもある。長い腕を効果的に使った泳法で、3種目で日本記録を保持する。リオでは7種目に出場したが、100mバタフライで5位入賞したにとどまった。同年齢のオレクシアクが銀に輝いたことに刺激を受けて、4年後の雪辱を誓う
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バドミントン 女子シングルス銅
奥原希望
Age.21
おくはら・のぞみ/山口茜との準々決勝を制して、この競技では日本人初となるベスト4に進出。昨年、日本人として初めてスーパーシリーズのファイナルで優勝。今年も全英オープンで優勝するなど、重要大会での実績も申し分ない。世界ランク1位で東京を迎えることも十分にありえる
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体操 男子団体金 個人平行棒7位
加藤凌平
Age.22
かとう・りょうへい/団体決勝では、内村航平(27)の6種目に次いで多い5種目に出場。12年ぶりの金メダル獲得に大いに貢献した。だが個人戦の成績は振るわなかった。個人総合では鉄棒で落下したのが響き11位。平行棒で7位入賞するのが精いっぱいで、悔いが残った。絶対王者・内村の去就が気になるだけに、昨年のアジア選手権で、内村不在のチームを引っ張って団体優勝に導いた加藤の存在感は、いやがうえにも増してくるはずだ
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バレーボール 女子ベスト8
宮下遥
Age.21
15歳で日本代表に選出された天才肌のセッターにとって、ほろ苦い五輪になった。エース木村沙織が去る東京五輪では、鍋谷友理枝(22)、古賀紗理那(20)といった若い攻撃陣の勢いをどう生かすか。宮下のトスが鍵となる
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体操 女子団体4位 個人ゆか7位
村上茉愛
Age.20
H難度のシリバス(後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり)をこなす。全日本では今年になって初めて個人総合で優勝するなど、まだ成長途上。東京では大技を決めて最高の笑顔を
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レスリング 男子フリー57kg級銀
樋口黎
Age.20
ひぐち・れい/インターハイで2連覇し将来の大器と呼ばれたが、減量苦で足踏み。昨年の全日本で優勝し、覚醒。リオの決勝では、世界選手権王者と五分の戦いを展開。次こそ勝てる
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卓球 男子シングルスベスト8 団体銀
丹羽孝希
Age.21
にわ・こうき/わずか11歳で、U―18日本代表に選ばれた早熟の天才。2012年のロンドン五輪アジア予選では、今五輪でも優勝した王者・馬龍を破る金星を挙げるなど、一発の魅力も秘めている
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柔道 女子48kg級銅
近藤亜美
Age.21
こんどう・あみ/今五輪で最初の日の丸を掲げたものの、「すみませんでした。銅で本当に情けない」。2013年、高校3年の時にグランドスラム東京の決勝で、世界チャンピオンのムンフバットを破り、一躍脚光を浴びた。同大会では昨年まで3連覇を達成。14年には19歳で世界選手権を制するなど、女王への道を邁進中だっただけに、銅メダルに終わった初五輪は不本意だったのだろう。マークもきついが、悔しさを4年後に爆発させてほしい
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水泳 男子400m個人メドレー銅 200mバタフライ5位
瀬戸大也
Age.22
せと・だいや/小学生の頃から目標だった萩野公介と共に、表彰台に上がった瀬戸。前回のロンドン五輪は、国内予選で3位に終わり出場できなかった。落ち込んで練習にも身が入らなかったが、萩野が銅メダルを取ったことで心機一転。翌13年、15年と連続して世界選手権の400m個人メドレーで優勝を遂げ、五輪に臨んだ。表彰台では笑顔で萩野をたたえ、「日の丸が二つ揚がることは嬉しいことです」。東京でも日の丸は二つだ!
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