アニメの「聖地巡礼」など、日本のコンテンツツーリズム研究の第一人者として知られる法政大学の増淵敏之教授(63)が『白球の「物語」を巡る旅』(大月書店)を出版した。日本や台湾など各地に残る野球にまつわる史跡を訪れ、地域と野球の結びつきを考察した、いわば「球史聖地巡礼の旅」の記録だ。「聖地巡礼」とはドラマや映画、アニメなどの舞台をファンが訪問する行動を指す。増淵氏は自分の足でかつての野球人の足跡やゆかりある土地を訪ね歩いたことで、野球という「文化コンテンツ」の奥深さを改めて認識することができたという。増淵氏に、同著に込めた思いを聞いた。
アニメや漫画だけじゃない! 気鋭の大学教授が提唱する「野球の『聖地巡礼』」のススメ
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