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「時効」に関する記事一覧

盗撮1万人&画像販売しても“実刑”にはならない? 盗撮犯罪に「時効」は必要なのか
盗撮1万人&画像販売しても“実刑”にはならない? 盗撮犯罪に「時効」は必要なのか 2月14日、商業施設などで100人以上の女性に盗撮を繰り返したとして46歳の男が京都府警に逮捕された。この男は一部で「カリスマ撮り師」と呼ばれており、10年以上も盗撮で生計を立てていたとされる。盗撮の時効である3年が過ぎるのを待ってからアダルト動画サイトで販売していたとみられる。男は逮捕されたが、盗撮された画像はネットで拡散され続ける可能性がある。それにもかかわらず、なぜ時効が設けられているのか。性犯罪に詳しい弁護士は「時効に焦点をあてた法改正が必要だ」と指摘する。
世田谷一家殺害事件から12年… 真実求めた父親の死
世田谷一家殺害事件から12年… 真実求めた父親の死 世田谷一家殺害事件の被害者遺族・宮澤良行さんが9月6日、さいたま市内の病院で肺炎のため亡くなった。84歳だった。  2000年の暮れに、東京都世田谷区上祖師谷で宮澤みきおさん(当時44)一家4人が殺害された事件発生から12年目の無念の死だった。みきおさんの父親である良行さんは生前、こう訴え続けた。 「私が生きているうちに犯人が逮捕されることはないかもしれない。だが、どうして4人が殺されなければならなかったのか。本当の理由を、真実を、どうしても犯人に聞きたい」  殺人事件などの公訴時効撤廃・停止を求めるため、09年2月に未解決事件の被害者遺族らが結成した「宙(そら)の会」の会長を務め、全国で署名活動、講演などを続けた。その努力が実り、翌年4月には国会で改正刑事訴訟法が成立。すべての殺人事件の公訴時効は廃止された。  だが、長年の無理がたたったのか、その後は体調を崩しがちになった。  自宅にあるみきおさん一家の1千枚以上のスナップ写真をいとおしむように眺めながら、ポツリとこう呟くこともあった。「最近は、思い出にすがらないと生きていられないようになりました」。  今夏には肺炎を発症。意識がなくなり、そのまま快復することなく、帰らぬ人となった。  元警視庁成城署長で一緒に「宙の会」を立ち上げた土田猛さんはこう語った。「事件が未解決のまま亡くなられ、さぞや無念だったでしょう。捜査員の奮起で事件の進展を願いたい」。

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