バラエティとアニメの有効活用 「あれはドラマだから」。知人の校閲者たちは、そう言って苦笑いしていた。無理もない。ヒロインは、集中力が求められる校閲の現場で大騒ぎ。編集に口を出し、校閲の仕事を放って外出し、作家と会ってアドバイスを送り、上司にファッション誌編集部への異動を懇願する。まさに「そんなのありえない」のオンパレードだ。 ドラマドラマのミカタ 11/22
【ドラマのミカタ】1話完結に便利な変人ヒロイン 各局の夏ドラマがリオ五輪の影響をモロに受けて壊滅的な状態のなか、常に視聴率トップを記録。「かろうじてドラマ業界の面目を保ってくれた」という意味での功績は大きい。 ドラマドラマのミカタ 10/25
【ドラマのミカタ】エアギターに見る果敢なラボ 何が凄いかと言えば、エアギター。物語に関係ないところでいきなり滝沢秀明のエアギターがはじまるのだ。部屋中の灯りをつけながら、テーブルの上に寝そべりながら、全身全霊でエアギターを奏でるタッキー。それどころか、次回予告でもエアギター、番宣CMでもエアギター、ラテ欄にも「嵐の大反響!超話題胸キュンエアギター」。完全に確信犯である……というより、もはやゴリ推しレベルだ。 ドラマドラマのミカタ 9/20
【ドラマのミカタ】 目新しさを捨て、波瑠の勢いに乗る 「エッ、また波瑠が出るの?」――そう思った人は多かったのではないか。朝ドラ「あさが来た」から「世界一難しい恋」、そして今作と休みなしの三連投。つまり、丸一年間メインキャストとして連ドラに出続けているわけで、異例なんて言葉じゃ足りない働きぶりに驚かされる。 ドラマドラマのミカタ 8/23