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「今週の名言奇言」に関する記事一覧

わが子をAIの奴隷にしないために
わが子をAIの奴隷にしないために 戦後、エレクトロニクスで第三次産業革命をリードした日本は、ハードからソフトに重点が移った第四次産業革命には完全に出遅れた! 今日の家電メーカーの凋落は、モノ作りでは戦えなくなった日本の姿を象徴している。そう、<「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と謳われた日本の黄金期は、第三次産業革命の勝利によってもたらされましたが、束の間の勝利に酔いしれている間に、世界は先に進んでしまったのです>。
シルバー川柳特別編 ババァ川柳 人生いろいろ編
シルバー川柳特別編 ババァ川柳 人生いろいろ編 こんなシリーズが出ていたとは知りませんでした。「笑いあり、しみじみあり シルバー川柳」。仙台市で発行されている高齢者向けフリーペーパー「みやぎシルバーネット」の連載に河出書房新社への投稿を加えた川柳作品集。すでに第12弾まであり、他に特別編も。本書『シルバー川柳特別編 ババァ川柳 人生いろいろ編』は女性の句だけを集めた一冊だ。
愛という名の支配
愛という名の支配 2018年、19年はフェミニズム本の当たり年だった。新刊書の出版が相次ぐ一方、過去の著作にも新たな光が当たりはじめた。昨年11月に文庫の形で復刊した田嶋陽子『愛という名の支配』(初版は1992年)もそんな一冊。「田嶋陽子さんって、テレビに出まくってたあの先生よね」というイメージが強いかもしれないが、どっこい、彼女の啓蒙力は高かった。その証拠に、昨年創刊されたフェミニズム系の新雑誌「エトセトラ」第2号(山内マリコ&柚木麻子責任編集)の特集は「We LOVE 田嶋陽子!」である。

この人と一緒に考える

セレクション戦争と文学4 女性たちの戦争
セレクション戦争と文学4 女性たちの戦争 日米開戦(真珠湾攻撃)の日である12月8日は戦争を考える重要なメモリアルデーのひとつ。『セレクション戦争と文学4 女性たちの戦争』は、大型企画「コレクション戦争×文学」(全20巻+別巻1/2011~13年)から十五年戦争関係の巻を選んで文庫化した全8冊シリーズの一冊。女性作家の小説やエッセイを中心に27編の作品が収録されている。戦時中に書かれた翼賛的なものから、当時をふりかえって戦後に書かれたものまで中身はいろいろ。
知っておくと役立つ街の変な日本語
知っておくと役立つ街の変な日本語 今年も新語・流行語大賞の季節が来た。もっとも世間には日常語以上、流行語未満の日本語があふれており、そっちのほうがむしろおもしろかったりする。『知っておくと役立つ街の変な日本語』の著者・飯間浩明さんは『三省堂国語辞典』(『三国』)の編纂者。本書は言葉のハンターによるいわば新日本語候補のカタログだ。
教養としてのヤクザ
教養としてのヤクザ 吉本興業の複数の芸人が反社会的勢力(反社)の会合に出席していた「闇営業」が問題になったのは今年の夏だった。でもさ、反社または暴力団ってどんな人たちなの? 『教養としてのヤクザ』はそのへんの素朴な疑問も踏まえつつ、反社と呼ばれる人々のいまに迫った対談だ。対談者の溝口敦氏はヤクザを長く取材してきたノンフィクション作家、鈴木智彦氏はヤクザ専門誌「実話時代」の編集部に長くいたライターである。

特集special feature

    憲法九条は世界遺産
    憲法九条は世界遺産 書名も版元も意外といえば意外。『憲法九条は世界遺産』。著者は2012年に政界を引退するまで当選連続10回、党幹事長などの要職を歴任し、日本遺族会の会長も務めた自民党の元大物代議士・古賀誠氏である。保守派といっても戦争体験者だもんね、平和への思いは強いよね、とおおざっぱに予想しますよね。でも……。
    僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話
    僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話 著者は当時NHKのアナウンサーだった。入局して13年。情報番組「シブ5時」のレポーターなどを務めていた。それが! 2016年1月10日朝、チャイムが鳴って出てみると、目の前に15人ほどの集団。厚労省の麻薬取締部の取締官たちだった。塚本堅一『僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話』は、違法薬物の所持と製造で逮捕された彼の、その後3年間の記録である。
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