猪狩:シグマのアダプター(MC-11マウントコンバーター)? 公式には使えないことになっているキヤノンのレンズでもAF-Cは動くし、トラッキングも利くらしいですね。なら、EF-Lのアダプター(MC-21)を使う手もありますね。パナソニックのLUMIX S1Rを視野に入れてもいいかも。
■やっぱり欲しい 35ミリ判フルサイズ!?
猪狩:APS-Cからフルサイズにステップアップって実際どうなんですか? デジタルの一眼レフって、最初はAPS-Cしかなかったし、出てきてもすごく高かった。そういう状況ならフルサイズへのステップアップは動機として分かるんです。でも今は最初からフルサイズだって買えるわけですし。
荻窪:小ささでα6000シリーズとかを買ったけれど、大きくてもいいから「上等な高いレンズでカッコいい写真を撮りたくなる」というニーズはあると思います。
猪狩:実は知り合いがα7の何かから、次はα6600にしようかみたいな話なんですよね。理由は小さくてAFが最新だから。フォーマットは案外と気にしない人が多いのかな?と。
赤城:ショボい話になるけれど、ネット上では型落ちのほうが値段が安くなってお買い得だの何だのと。
荻窪:ということは、今はα7R IIIとか売れてる?
赤城:いいカメラだよね。でもなぜかすすめにくい。α7は古いのから新しいのまでたくさんあるけれど、どれがいいかと聞かれたときに答えにくい。
猪狩:お金があるなら一番新しいので正解ですよ。
赤城:元も子もないなぁ。
■ボーナスだから非日常 シグマfpが欲しい
赤城:35ミリ判フルサイズミラーレスを買うんだったら、シグマfpが欲しい。
猪狩:メカシャッターないのを割り切れればアリですよね。
赤城:僕はこのフラット感が好きなのよ。このツラ一のダイヤルの収め方とかすごい好きなの。そういった意味では、非常にイイですねぇ。