下の写真は、美しいボリューム感のある紅葉が前からの赤い光を取り込むことで、その鮮やかさをいっそう引き立てている。
最後の写真は、画面右からのサイド光で写したもの。夕方、カラマツの尾根をなめるように光が差し込んだ。赤い光が当たることで、黄みのコクが増している。写真的にはコントラストが強く、インパクトがあるが、わき役となる葉を落とした晩秋の斜面のシャドー部のトーンもとても大切。黒つぶれしないように十分に配慮して露出を決めた。
写真・文=辰野 清
※『アサヒカメラ』2019年10月号より抜粋
下の写真は、美しいボリューム感のある紅葉が前からの赤い光を取り込むことで、その鮮やかさをいっそう引き立てている。
最後の写真は、画面右からのサイド光で写したもの。夕方、カラマツの尾根をなめるように光が差し込んだ。赤い光が当たることで、黄みのコクが増している。写真的にはコントラストが強く、インパクトがあるが、わき役となる葉を落とした晩秋の斜面のシャドー部のトーンもとても大切。黒つぶれしないように十分に配慮して露出を決めた。
写真・文=辰野 清
※『アサヒカメラ』2019年10月号より抜粋