料理の味の評判は良かったが……
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「榎本被告はこれと目を付けた女性客に酒を振る舞い、そこに睡眠薬などを混入させ、動けないようにして性的な犯行に及んでいた。わかっている被害は氷山の一角ではないか」

 元東京地検検事の落合洋司弁護士は、

「酒に睡眠薬を混ぜるというのは、非常に危険で計画性が高い。裁判員裁判が開始され、最も厳罰化が進んでいるのが性犯罪です。今回の事件、報道の内容から察するに、一般予防の観点からも検察の求刑は、懲役12~15年が見込まれます」

 との見方を示している。

(AERA dot.編集部・今西憲之)

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今西憲之

今西憲之

大阪府生まれのジャーナリスト。大阪を拠点に週刊誌や月刊誌の取材を手がける。「週刊朝日」記者歴は30年以上。政治、社会などを中心にジャンルを問わず広くニュースを発信する。

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