雨上がり決死隊の宮迫博之と蛍原徹が17日、正式に解散を発表し、業界に衝撃が走っている。

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「アメトーーク 特別編 雨上がり決死隊解散報告会」が同日に吉本興業公式YouTubeチャンネル、ABEMAで配信され、2人が解散に至るまでの経緯を語った。スポーツ紙芸能担当がこう明かす。

「解散を持ちかけたのは蛍原さんと聞いて最初は驚きましたが、話を聞いて納得いきました。蛍原さんは今までずっと我慢して宮迫さんとまた一緒にやることを望んでいました。しかし、宮迫さんとこのまま、雨上がりを続けるのは、もう限界と判断したんでしょう。蛍原さんはアメトークを1人で回していますが、聞き上手でゲストのエピソードを引き出すのが巧い。雨上りの看板がなくなったことで制作サイドはオファーが出しやすくなるため、MCを中心に仕事が増えるのではないでしょうか。逆に宮迫さんの先行きは明るいとは言えません。テレビタレントとしてはお先真っ暗という状況です」

 同番組で、蛍原は宮迫が闇営業問題で謹慎していた2年前を振り返り、「もしかしたら5年後とかになるかもやけど宮迫さんが戻ってきて、2人でまた頑張れればと思っていた。しっかり反省して、世間のみなさんの声が落ち着いてきたら、もう1回舞台での漫才から地道にいけたらと」と思いを明かした。

 だが、宮迫がYouTubeを配信したタイミングが、闇営業問題で共に謹慎していたロンドンブーツ1号2号・田村亮の復帰ライブと会見を行う前日になったことに「方向性のズレを感じた」と語り、「宮迫と仕事をする後輩から逐一来る報告が心苦しかった。この屋号を外した方がみんなすっきりするんじゃないかと思い、気持ちがそっちにいった」と4月に解散の意向を伝えたという。

 番組を見て、宮迫と蛍原の温度差を感じた視聴者は多かったのではないだろうか。コンビ解散を告げられた宮迫が「僕から言うのはおかしいかもしれませんが、ケンカ別れというわけではないんです」と語ると、蛍原が「フラれた側はそういうこと言わない方がいい」とたしなめた。

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藤本の大号泣に宮迫は?