「小池さんは実際相当な働き者だと思います。年末年始も元日しか休んでいないです。土日も登庁することが多く、それだけ働きづめですから、相当な過労だったと思います。多くの都庁職員は今回の不在で小池さんの存在の大きさを改めて実感しました」(同都庁職員)

 9日ぶりの公務となった1日は、新型コロナ対策などを議題に据えた「モニタリング会議」にリモートで出席。会議のほかに、朝から終日、副知事や局長などとリモートでの打ち合わせをこなしたという。

「明日以降も引き続き、医師からテレワークでと言われている。個別の公務については医師の指示を受けながらこなしていく予定です。いくぶん回復しているとは聞いています」(前出の都担当者)

 本格復帰の時期は未定だが、4日に都議選の投開票日を控え、すでに佳境を迎えている。1日時点で、自らが立ち上げた都民ファーストの会の候補者の応援に姿を見せていないが、今後の動向に注目したい。(取材・文=AERA dot.編集部・飯塚大和)