奇しくも、6月20日は横須賀市長選が告示された日だ。進次郎氏がバックアップするタレントの上地雄輔の父親で、現職の上地克明氏(67)=自民、公明推薦=が再選を目指し、「第一声」を上げた。

 対立候補は新人で市民団体「横須賀市民九条の会」共同代表の岸牧子さん(64)=共産推薦=で一騎討ちとなる。

「上地さんの出陣式には、進次郎さんの姿はありませんでした。リモートで参加し、画面で『緊急事態宣言中なので出席できなくてすいません』などと言っていましたね。進次郎さんは前回、前々回の横須賀市長選では駅頭でビラ配りをしていましたが、今回は地元に入らないようです」(地元の後援会関係者)

 しかし、地元では進次郎氏の2連ポスターがあちこちに貼られていた。

「秋には衆院選挙が予定されているので、自分の選挙準備にも余念がないんです。今回の横須賀市長選は、衆院選の前哨戦として位置づけているようです。勝ちが見えているので、リモート参加のみの余裕ぶりです」(同前)

 好事魔多し…。これ以上、激写が続かないことを祈るばかりだ。

(AERAdot.編集部 上田耕司)

著者プロフィールを見る
上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

上田耕司の記事一覧はこちら