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「大きく変わるチャンス」元巨人・宮国椋丞、DeNAで“居場所”を見つけられるか

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巨人時代の宮国椋丞 (c)朝日新聞社

巨人時代の宮国椋丞 (c)朝日新聞社

 巨人を戦力外となっていた右腕・宮国椋丞が先月、DeNAと育成契約を結んだ。かつて名門の開幕投手まで務めた男は、ここから復活を果たすことはできるのだろうか……。

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「球団には感謝しています。ここから這い上がり打倒・ジャイアンツで頑張ります」(宮国)

「先発のつもりだが抑えも経験していて大きな力になる。問題なければ支配下になると思うし、心強いね」(DeNA・三浦大輔監督)

 開幕前の3月15日、DeNAは昨季限りで巨人を戦力外となっていた宮国を育成選手として獲得したことを発表した。背番号は106と3ケタからの出直しだが、28歳という年齢は野球選手としては、まだ伸びしろを残しており周囲の期待は大きい。

「高校時代から有名だった。同じ沖縄の島袋洋奨(元ソフトバンク)と比較されたが、宮国が上と評価する声もあった。大きな身体(186cm92kg)を生かした真っ直ぐとキレの良いスライダーは将来性抜群で、全球団のスカウトが注目していた。球団関係者、マスコミなどで、当時の沖縄大会は常に賑わっていた」(高校時代から知るスポーツ新聞記者)

 沖縄・糸満高2年春からエースとして活躍。3年夏の県大会決勝では島袋を擁する興南高に敗れた。島袋はその後の甲子園で春夏制覇の立役者となったが、投手としての評価は宮国も負けていなかった。

「身体能力、特に柔軟性があった。長身から長い腕を、ムチのようにしならせて投げる。右打者からすると、スライダーが身体の後ろから曲がってくる感じ。制球力、スタミナなど課題はあったが、プロで大成する可能性を感じさせてくれた」(在京球団スカウト)

 10年オフのドラフト2位で巨人入団。『背番号30』は、かつての大エース・江川卓が背負ったものだった。1年目は二軍生活だったが、翌12年は開幕ローテーション入り。4月8日の阪神戦(甲子園)で1軍初登板初勝利を挙げた。

「いきなり結果を出したのには驚いた。満員の甲子園での勝利だったのも凄い。周囲は盛り上ったが本人は最後までマイペースだったね。槙原寛己さんのことを思い出した。あれぐらいの名投手になれると確信した」(巨人関係者)


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