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巨人OBもゲキを飛ばす「捕手・小林」の決定的な欠点

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巨人の捕手・小林誠司(C)朝日新聞社

巨人の捕手・小林誠司(C)朝日新聞社

 昨季、圧倒的な強さでセ・リーグを制覇した原巨人。オフには“恒例”の補強に走り、DeNAから井納翔一、梶谷隆幸を獲得。選手層は厚みを増しリーグ3連覇へ陣容は整ったかに見える。ただ長年、裏方としてデータを分析し、編成にも携わった巨人OBは、チームが抱える弱点を不安視し、期待を裏切り続ける捕手にゲキを飛ばす。

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「ここ2、3年、巨人は捕手が全然成長しておらず、投手の力を生かし切れない状況が続いています。この課題をクリアできないとチームとしては苦しいと思いますし、ソフトバンクには勝てないでしょう」

 こう話すのは巨人OBの三井康浩氏だ。三井氏は選手を引退後、相手チーム、選手の特徴や癖をあらゆる角度から分析してデータ化するスコアラーを22年間も勤めた。原辰徳監督の信頼も厚く、その後はチーム編成にも携わり、眼力と分析力を発揮。2018年末に退団した。

 捕手として、またチームの顔として君臨した阿部慎之助・現2軍監督の後継者が育たない巨人。昨季は「打てる捕手」として大城卓三が頭角を現したが、扇の要とまではまだ言えない。小林誠司は死球によるケガの不運もあったとはいえ、終盤には2軍に落とされる始末だった。

「まず問題なのは、どの捕手も自分の頭の中だけで考えてリードしてしまっている点です。バッターの反応や、相手ベンチの様子を見ながらリードしていくことができていません」(三井氏)

 長年、相手選手を分析し“丸裸”にする役割を担ってきた三井氏。どのボールを狙うかなど、選手からアドバイスを求められる役割を担ってきただけに、その視線は厳しい。

「もうひとつの問題が、投手とのコミュニケーションが取れていない点です。例えば、エース・菅野(智之)の武器はスライダーですが、その調子が悪い時にどう配球を組み立てるのか。コミュニケーションが取れていれば『あうんの呼吸』で配球を組み立てていくのですが、巨人の捕手はそこまでの信頼関係が作れていません。結果、投手は捕手の配球の意図が分からないから、思い切って投げ切れず、ここぞという場面での制球ミスにつながる。こうした捕手の弱点は、私がチームにいた時からずっと課題とされてきたことです」


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