出身地に応じて有名な人や物を挙げて返せば、「相手に興味を持っていることが伝わるんじゃないかな」とフワちゃん。テンションが上がったときには、日本語でよく多用する「爪かわいい~」を英語にアレンジすることも。

「自分の爪を見せながら、Aren’t my nails lovely?(私のネイル、かわいくない?)って聞いてみるんです。ノリのいい人なら、Yeah, that’s amazing! Where did you get your nails done?(うん、すごくいい! どこでやってもらったの?)みたいに尋ね返してくれる。あとは、Look, what do you think about my smartphone/hairstyle/outfits? とか、お気に入りの小物やファッションについて感想を求めるのもアリだと思う」

■ほめられたら謙遜せずうれしいと伝えよう

 海外でHey, I like your style!と声を掛けられたこともあり、「相手をめっちゃほめる文化があるんだ」と実感したフワちゃん。だからこそ、相手のファッションや持ち物も全力でほめる努力をしているという。

「私、What?/Huh?/ Really?/Oh, my gosh!/Wow!/Yay!/ How……!/What a……!/Oops!とか、英語の感嘆詞が大好き。自分が感じている気持ちがそのまま伝えられるし、使いこなせると英語話せる感が一気に出てテンション上がる!」

「最高」「最悪」といった気持ちがダイレクトに表現できる感嘆詞をマスターして、身ぶり手ぶりを加えたら、気持ちの大部分が伝わるという。

「英会話の先生から聞いたのは、英語のスピーキングは半分語彙だけど、あとの半分はジェスチャーと表情だってこと。せっかくほめられたなら、『そんなことないっす』って日本人っぽく謙遜するより、Oh, my gosh!  Who? Me? Really? Lovely! I’m super happy!って、スマイルとオーバーリアクション付きで返したほうが盛り上がるじゃん? 英語圏はあんま謙遜しない文化って聞いた気もするし。やっぱ“郷には郷”だよね」

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