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石原さとみ4月ドラマは「また医療もの」で不安視の声

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黒崎さとしdot.
聖火リレーのリハーサルを務めた石原さとみ (C)朝日新聞社

聖火リレーのリハーサルを務めた石原さとみ (C)朝日新聞社

「ここ数年、業界では『医療系と警察系のドラマはヒットする』と言われてきましたが、さすがに量産されすぎて、視聴者も飽きているのです。この手の企画はある程度パターンが決まっており、初回放送以降、大体毎回同じ話が繰り返されていくので、毎週続けて見なくても追いつけるのです。視聴率はそれなりによくても、熱心な作品のファンはできづらいんですね。制作側も『どうすれば視聴者を惹きつけられるか』に腐心していて、女性が主人公なら“仕事と私らしさの葛藤”みたいな部分にフォーカスした作品も最近では多いですが、それもすでに飽和状態です」

■若い女性の共感を得にくいか

 例えば吉高由里子主演の今クールドラマ「知らなくていいコト」(日本テレビ系)は、週刊誌の裏側を描くなどスキャンダラスな描写が多く、ドラマ好きからの評価が高いものの視聴率は苦戦している。「アンサング~」も、壮大なテーマに立ち向かうというよりは、働く女性の葛藤や薬剤師というあまり知られていない職業の内情を描く作品だ。医療系と女性のお仕事系の良いとこ取りのようにも見えるが、舞台設定が地味であることは否めない。「若い女性の共感を得るような“毒”も薄めでなので、石原さとみの演技とどううまく合うのか未知数」(前出の脚本家)という評価だ。

 一方、ドラマウォッチャーの中村裕一氏は「主演女優と視聴率だけを結びつけてドラマを評価すること自体に疑問を感じる」としながらも「アンサング~」は健闘するのではと期待している。

「石原さん以外のキャストを見ても、昨年SNSを巻き込んで空前のヒットを飛ばした田中圭と西野七瀬の『あな番』コンビも出演しますし、若手の注目株である清原翔、井之脇海、そして“遅咲き”として注目を集める桜井ユキ、超のつく異個性派俳優・でんでんなどなど、ドラマファンが好む出演者も揃っています。彼女の直近の主演作の低迷から今回のドラマを懸念する声もあるようですが、『高嶺の花』も『Heaven?』も、果たして彼女の魅力をうまく引き出せていたかというと、多少疑問が残ります。彼女は『アンナチュラル』のような医学・医療ドラマでこそ存在感が映えるのではないでしょうか」
 
 放送開始まで1カ月を切ったが、果たして石原は女優として名誉挽回できるのか。(黒崎さとし)


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