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“清原監督”が語った「球界復帰」と「薬物」

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井上啓太dot.
ファンたちの前に現れた清原和博氏(撮影:井上啓太)

ファンたちの前に現れた清原和博氏(撮影:井上啓太)

清原氏の登場に、多くの報道陣とファンがつめかけた(撮影:井上啓太)

清原氏の登場に、多くの報道陣とファンがつめかけた(撮影:井上啓太)

会見で清原氏は「薬物に対して必死で頑張っています」と思いを語った(撮影:井上啓太)

会見で清原氏は「薬物に対して必死で頑張っています」と思いを語った(撮影:井上啓太)

 復帰を待ち望んだファンたちの期待を一身に受け、清原和博氏(52)がグラウンドに足を踏み入れた。

「キヨ、頑張れー!」

 スーツ姿の清原氏が現れると、集まったおよそ300人のファンから声援が飛んだ。深々と一礼した清原氏の表情は、現役時代とは一変して穏やかだった。

【写真】会見で記者の質問に応じる清原氏

*  *  *
 清原氏が監督として“復帰”する。そんな衝撃のニュースが報じられたのはつい2週間ほど前のことだ。清原氏は2016年2月、覚せい剤を所持していたとして逮捕された。その後起訴され、同年5月に懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた。

薬物依存と闘うかつてのスターは何を語るのか。トライアウト専門会社のWorldTryoutが11月7日に開いた「World Tryout2019」の予選会に、記者が向かった。

 午前9時、横浜市のサーティーフォー保土ケ谷球場の入場口には、既に一般客の列ができていた。記者室に入ると、選考を受ける選手たちが緊張した面持ちでグラウンドでアップをしているのが見える。

「清原監督は、午後1時からの選考試合の直前に球場入りする予定です」

 担当者から説明を受けた。報道陣の目当ては、間違いなく“清原監督”だろう。逮捕されてから初めての野球関連の仕事であるだけに、その一挙手一投足が注目される。

この日のトライアウトは、国内の独立リーグの選手と一般応募の計42人から、本選に参加する選手を選ぶ予選会だ。清原監督はここで本選に進む選手を選考し、30日のトライアウトではユニホームに袖を通し、監督として采配をふるう。

監督の到着まで、まだ時間がある。記者はスタンドへ足を運んだ。トライアウトでは外野席を除く一塁側から三塁側までのスタンドが一般客に開放された。すべて自由席で、入場料は1,000円だ。平日の昼間にもかかわらず、大勢の観客が訪れた。周りを見る限り50~70代の男性が多かったが、女性客や親子連れの人もいた。球場の近くに住んでいるという70代男性は、「トライアウトがここで行われることをニュースで知ってね。別にファンというわけじゃないけど、清原が来るっていうから一目見たくて。この仕事で、彼が立ち直るきっかけになればいいんだけど」と話す。


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