“美しすぎる”だけじゃない!マンガみたいな女子プロ野球の名選手 (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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“美しすぎる”だけじゃない!マンガみたいな女子プロ野球の名選手

岡本直也dot.
(左から)森若菜投手、加藤優選手、里綾実投手、三浦伊織選手(写真:日本女子プロ野球機構提供)

(左から)森若菜投手、加藤優選手、里綾実投手、三浦伊織選手(写真:日本女子プロ野球機構提供)

小西美加投手(上)と磯崎由加里投手(写真:日本女子プロ野球機構提供)

小西美加投手(上)と磯崎由加里投手(写真:日本女子プロ野球機構提供)

●大谷翔平よりも先に“二刀流”で活躍したレジェンド

 女子プロ野球のレジェンドといわれている現役最年長・小西美加投手(36)も“最強”の称号にふさわしい選手だ。前述した三浦選手と同じく、リーグ創設の2009年に入団。1年目からいきなり9勝4敗、防御率1.79、奪三振66で最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の3冠を達成。これだけでもすさまじい活躍だが、小西投手の凄さはそれだけではない。投手として登板のない日は、なんと野手としても試合に出場。打率.325、安打数53、打点29(リーグ2位)、盗塁28を記録し、最多盗塁のタイトルも獲得。エンゼルス・大谷翔平にも劣らぬ「二刀流」の活躍をみせ、当時所属していた「兵庫スイングスマイリーズ(現:愛知ディオーネ)」の優勝に大きく貢献した。

 2011年にも投手で16勝5敗、防御率1.99、奪三振55で最多勝、最多奪三振のタイトルを獲得。野手では打率.324、安打数48、打点24、本塁打2本の成績を残し、最多本塁打のタイトルを獲得(2011年に本塁打を放ったのは小西投手ただ一人)。2012年にも投手と野手で4冠、2014年にはクローザーに配置転換したが、最多セーブを獲得。今季は、「京都フローラ」で選手兼投手コーチを務めながらも10勝7敗、防御率1.62と活躍。歴代最多となる通算80勝に到達した。

●球筋はまるで藤川球児? 女子プロ野球最速投手

 昨季、彗星のごとく現れたのが森若菜投手(20)。2017年に育成球団である「レイア」に入団。2018年にはトップチームである「愛知ディオーネ」に昇格。今季からは「京都フローラ」に所属し、クローザーを担当。女子プロ野球新記録となる16セーブをあげ、防御率1.78と抜群の安定感をみせている。森投手の武器は、女子プロ野球最速のストレート。女子プロ野球選手の平均球速は120キロ程度といわれている中で、森投手の球速のMAXはなんと128キロを誇る。ストレートの軌道が阪神・藤川球児のようにホップしているようにも見え、他の投手よりも格段に速いことがわかる。


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