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“大迫の代役”誕生にも期待…「国内組4人」が示すべきJリーグの価値

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河治良幸dot.
鈴木武蔵 (c)朝日新聞

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 海外組19人の“森保ジャパン”。4人の国内組が意地を見せ、代表の序列を変えるか。

 森保一監督が率いる日本代表は5日にカシマスタジアムでパラグアイと親善試合を行い、そこから“森保ジャパン”としては初めてのW杯アジア予選となるアウェーのミャンマー戦に臨む。

 今回23人のうち海外組(全て欧州)が19人を占めており、国内組は畠中槙之輔(横浜F・マリノス)、橋本拳人(FC東京)、永井謙佑(FC東京)、鈴木武蔵(コンサドーレ札幌)の4人だけとなっており、日本代表の勢力図が完全に欧州に移った形だ。そうした状況でこそ国内組に注目したい。

 冷静に見れば、現在の欧州組も元々はJリーグでプロの基盤を築いた選手であり、しかもシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)、久保建英(マジョルカ)、安西幸輝(ポルティモネンセ)といった選手は今夏にJリーグから欧州移籍したばかりで、そうした“森保ジャパン”に招集経験のある代表クラスが夏に海を渡ったことも海外組と国内組の割合の変化に影響している。

 今回に関しては日本で木曜に親善試合があり、ミャンマーに移動して10日(火曜日)に試合を行うため、コンディションのアドバンテージがある国内組をもっと重視しても良いのではという声や、2次予選は新しい選手をテストしながら戦うべきという意見もある。久保や堂安律(PSV)、中島翔哉(ポルト)など、新天地で監督の信頼を得るにいたっていない選手は無理に呼ばず、所属クラブに慣れさせるべきではという声も聞かれる。

 しかしながら、森保監督はこれまで予選の一発目が難しい戦いになっていること、ここまで1年間チームを率いて、予選をスタートさせる上で、森保監督が考える現在のベストメンバーを招集してベースを整えておきたいという意図があるようだ。森保監督としては上記のような意見が出ることも承知の上で、方針を貫いた結果と言える。

 あらためて23人のメンバーを見ると、“現在のベストメンバー”にも大まかに主力とサブの序列は存在する。GKはアジア杯で第一GKを務めた権田修一(ポルティモネンセ)、経験豊富な川島永嗣(ストラスブール)、ベルギーで継続的に出場機会を得ているシュミット・ダニエルがほぼ横一線だが、フィールドは日本代表を継続的にチェックしているファンとサポーターなら十中八九、同じ顔ぶれが浮かぶだろう。


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