月9にD・フジオカ起用のなぜ? フジテレビのしたたか戦略 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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月9にD・フジオカ起用のなぜ? フジテレビのしたたか戦略

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今市新之助dot.
月9復権なるか? ディーン・フジオカ (c)朝日新聞社

月9復権なるか? ディーン・フジオカ (c)朝日新聞社

 一時期は視聴率1ケタ台が続き、ドラマ低迷の象徴のように扱われていたフジテレビの月9だが、このところ復活の兆しを見せてきた。2018年7月期は、「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」が平均視聴率10.6%、同10月期は織田裕二主演の「SUITS/スーツ」が平均視聴率10.8%をマーク。今年に入ってからは1月期の「トレース~科捜研の男~」が10.8%となり、4月期の「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」は12.2%と好調なのだ。現在放送中の「監察医 朝顔」(上野樹里主演)の平均視聴率は現在12%で、このまま行けば7月期ドラマでトップとなるばかりでなく、5クール連続で月9が2ケタ台達成となるのだ。

【写真】Yahoo!検索大賞2016を受賞したD・フジオカ

 ところがそんな折、10月開始の次期月9ドラマ「シャーロック」の主演をディーン・フジオカ(39)が務めることが発表され、関係者たちがざわついているという。というのもディーンがこれまで主演を務めた、「今からあなたを脅迫します」(2017年/日本テレビ系)が平均視聴率6.2%、「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-」(2018年/フジテレビ系)が6.2%と、いずれも厳しい結果となっているからだ。

 ディーンといえば、波瑠主演のNHK朝ドラ「あさが来た」(2015年)でブレイクを果たし、一時期は“おディーンさま”なる異名で呼ばれたイケメン俳優だ。次々にドラマに出演を果たすもいずれも厳しい結果が続き、結局潮が引くようにTVから姿を消している。今回はそんなディーンの抜擢に、テレビ関係者からは冷ややかな目線が向けられているというわけだ。

「昔のような、OLから中高生までの若い層を取り込んでいたような企画ではないものの、このところの月9は内容的にも手堅く視聴者を引きつける創りの作品が多かった。ディーンはどちらかといえば年配の女性に人気がある上に、演技はこれといった特徴もない。また今回のドラマでは 三代目 J SOUL BROTHERSで圧倒的人気を誇る岩田剛典が相棒役を務めているのですが、実はそっちも不安。彼が出演するドラマの視聴率は良くないですからね。2人ともイケメンで、それなりのファンはいるかもしれませんが、ライブや舞台での人気ほど視聴率が取れないことはわかっている。このところはテレビの視聴率低迷が著しい中で、イケメンだけでドラマの視聴率を取ろうというのは無謀としか言いようがない」(民放ドラマ制作スタッフ)


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