ラッシュ時は1時間に41本が運行 民鉄の雄・東武鉄道伊勢崎線120年の歴史 (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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ラッシュ時は1時間に41本が運行 民鉄の雄・東武鉄道伊勢崎線120年の歴史

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高橋 徹dot.#鉄道
現在の東武スカイツリーラインは、北千住~北越谷間を複々線とし、ラッシュ輸送に対応している (撮影/高橋 徹)

現在の東武スカイツリーラインは、北千住~北越谷間を複々線とし、ラッシュ輸送に対応している (撮影/高橋 徹)

開業時の駅のひとつ「杉戸駅」は日光線との分岐駅となり、機関区や工場も設けられた。1981年の東武動物公園開園に先立って改称された (撮影/高橋 徹)

開業時の駅のひとつ「杉戸駅」は日光線との分岐駅となり、機関区や工場も設けられた。1981年の東武動物公園開園に先立って改称された (撮影/高橋 徹)

草加市で行われていた高架複々線化工事の様子。1976年9月撮影 (C)朝日新聞社

草加市で行われていた高架複々線化工事の様子。1976年9月撮影 (C)朝日新聞社

 18.9kmに及ぶ複々線区間は民鉄最長として知られる。乗換駅としての利用が多く、ホームから人があふれるほど混雑した北千住駅は、三層構造に改良されて危険を低減した。

 現在、朝ラッシュ時の最混雑時には1時間に列車本数41本、約45,000人もの旅客を輸送している。この規模も民鉄最大である。

 伊勢崎線ではその後、2003年3月からは東京メトロ半蔵門線、東急田園都市線との直通運転も開始された。また、従来は浅草~伊勢崎間での直通列車が多かったが、2006年以降は久喜で列車の運転系統が分かれるようになった。くしくも創業時の区間が通勤輸送の主要区間となったのである。

 なお、2012年3月には浅草・押上~東武動物公園間に「東武スカイツリーライン」の路線愛称が付けられた。

■開業当時の7駅でスタンプラリーを実施

 開業当時の7駅である北千住、西新井、草加、越ケ谷(現・北越谷)、粕壁(現・春日部)、杉戸(現・東武動物公園)、久喜の各駅では、9月30日までスタンプラリーを開催中だ。

 スタンプのデザインは、東武スカイツリーラインで現在活躍する車両だ。また、開業120周年当日にあたる8月27日から発売される「北千住⇔久喜間 開業120周年記念乗車券」の台紙には、120年の歴史と歴代車両の写真が掲載されている。なお、大手私鉄の中で創立以来、一度も社名を変えていない会社は「東武鉄道」のみである。(文/高橋 徹)

※参照『鉄道まるわかり004 東武鉄道のすべて』(「旅と鉄道」編集部編/天夢人刊)


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